磯の香りが人を呼ぶ。

とれたてグルメに舌鼓。

おいひい。

この秋に行きたい「みなとオアシス」。

そのランキングとは?
みなとオアシス
秋の行楽シーズン到来。

最近、注目を集めている観光スポット「みなとオアシス」ってご存知でしょうか?

国土交通省東北地方整備局の尾崎精一さん、
みなとオアシスは港を核とした街づくりを促進するため平成15年に制度化された。

港を中心に土産物や地元のグルメ、レジャー施設等が集まったエリアをみなとオアシスとして認定。

9月末の時点で全国に123ヶ所もある、いわば道の駅の港版です。

今回はそんなみなとオアシスのトップ10。
家族でもカップルでも存分に楽しめる、とっておきの港とは?

8位~10位
まずは8位から10位。
8位 | 北海道 | もんべつ |
---|---|---|
9位 | 静岡 | まぐろのまち清水 |
10位 | 広島 | サイクリングポート尾道 |

広島県と静岡県、そして北海道の港がランクイン。
まぐろのまち清水
9位に入った静岡県の清水港は冷凍マグロの水揚げ量で日本一を誇る港です。

港に隣接する河岸の市では新鮮なマグロが文字通り、目玉価格で手に入ります。


魚市場食堂の人気メニューはお客様がストップというまでマグロのぶつ切りがもられ続ける「マグロいっぱい丼(1,020円)」。

豪快そのものです。
5位~7位
続いて5位から7位。
5位 | 愛媛 | 八幡浜みなっと |
---|---|---|
6位 | 鳥取 | 境港 |
7位 | 神奈川 | 横浜港 |

横浜港
7位には首都圏で知名度の高い横浜港がランクインしました。
港の代表的な施設、大さん橋には大型客船が数多く寄港します。

そこで配っていたのは、こちらの黄色いタオル。

いってらっしゃーい!

実はこれ、みんなで黄色いタオルを振って船を見送ろうというイベント「幸せの黄色い見送り」。

旅行客と市民との交流、そして港の賑わいを演出する独自の企画です。
2位~4位
いよいよ上位のランキングへ。
2位 | 福島 | いわき小名浜 |
---|---|---|
3位 | 北海道 | 函館 |
4位 | 山口 |

4位はふぐが有名な山口県下関。
3位は夜景が有名な北海道函館。
そしてそれらを上回ったのが福島県のいわき小名浜です。
いわき小名浜

小名浜港の一角は散策にぴったりな海音の散歩道。
隣接する観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」では地元だけでなく、東北や北海道からの新鮮な海の幸が揃います。

新鮮な牡蠣をその場で剥いて食べることも。
うん、おいひい。

その近くからは港を一周する遊覧船が出港。

船にピッタリ並んで飛ぶカモメやウミネコと触れ合える人気のクルーズです。

船から見える大きな建物が水族館「アクアマリンふくしま」。

カツオやマグロが回遊する大水槽も見物ですが4,500平方メートルという世界最大級の広さを誇るタッチプールが子どもを中心に人気です。


池の中にはボラやタイなど30センチ程度の大きな魚も泳いでいて足元まで近づいてくることも。

とったどー!

1位
1位 | 静岡 | 沼津 |
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沼津港
そしてみなとオアシスランキング栄えある1位は静岡県の沼津港。
港の隣には地元の海の幸が揃う店が「マーケットモール沼津みなと新鮮館」に多数集結。

地元の名物「金目鯛」をまるごと煮付けた定食が1,400円。

また沼津にはちょっと変わった水族館が。
その名も沼津港深海水族館。

目が退化したウナギ「ヌタウナギ」やダイオウグソクムシなど深海の不思議な生き物が数多く展示されています。



こちらの女性のお気に入りは、
メンダコを見に来ました。

丸く愛らしいカタチのメンダコ。

しかしカメラを向けただけでストレスで死んでしまうほどデリケート。そっと見てあげましょう。
沼津港は2007年にみなとオアシスに登録された後、集客を大きく伸ばしています。

官民一体で港の周りに賑わいを作ることで旅の目的地として認知されるようになったのです。
それぞれの個性を生かし進化を続けるみなとオアシス。
今後も注目を集めそうです。