新しい電力供給の形が動き出しました。
6月28日にNTTデータが公開した新しい太陽光施設ですが、ここで作られた再生可能エネルギーは全て首都圏のセブン-イレブンの40店舗に供給されます。
今回のように離れた場所にある発電施設から再生可能エネルギーを長期に渡って購入する契約をオフサイトPPAと呼びます。企業が脱炭素の取り組みを進める中でいま注目されています。
株式会社セブン&アイ・ホールディングス
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6月28日に公開されたNTTグループの太陽光発電施設。
もともと野球場だった場所に太陽光発電パネル、およそ1,900枚を設置。
1年間に一般家庭およそ300世帯分の電力を作ります。
その全量が首都圏のセブン-イレブン40店舗に送られます。
NTTの澤田純社長、
まだ日本ではだれも手掛けていない仕組みで整えた。
離れた発電施設から再生可能エネルギーによる電力を購入するオフサイトPPAとしては国内初の事例だといいます。
これまでセブン&アイでは再生可能エネルギー100%を目指して2万2,500店舗のうち、およそ8,600店舗に太陽光発電パネルを設置してきました。
しかし、首都圏ではパネルを設置できない店舗も多く、外部からもクリーンな電力を調達しようと今回、NTTグループと20年の長期契約を結びました。
セブン&アイは2050年までに店舗から排出するCO2をゼロにし、100%再生可能エネルギーに切り替える計画です。
セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長、
将来に向け、未来世代に引き継げる世の中を一緒につくっていきたい。