スマートフォンの通信料金の新たな格安プランが6月28日に発表されました。
まずこちらは大手ブランドの格安料金をまとめたものですが、いずれも月額3,000円以下でデータ容量は20GBを基本としています。
月額料金 | データ通信料 | |
---|---|---|
NTTドコモ・ahamo | 2,970円 | 20GB |
au・povo | 2,728円 | 20GB |
ソフトバンク・LINEMO | 2,728円 | 20GB + LINEギガフリー |
ここに新たな選択肢を加えたのが旅行大手HIS傘下のHISモバイルです。
データ容量1GBで590円という大手と異なる小容量で低価格のプランです。勝算はあるのでしょうか。
HIS Mobile株式会社
[blogcard url="https://his-mobile.com/"]
6月28日、格安スマホの新プランを発表したのは旅行大手HISの小会社HISモバイルです。
HISモバイルの猪腰英和社長、
今回発表するプランは価格にこだわった。
NTTドコモの海鮮を使った業界で1GB、最安値を出す。
新料金プランは1GB、590円から。データ容量を1GBから10GBまで自分の使い方に合うギガ数を選べるよう複数のプランを用意しました。
大手が設定している20GBが知られているが、実利用は3GBまでが一番ボリュームゾーン。
きちんと使用量に関して適したプランならこんなに安いというのを表示する。
実際に街の人に聞いてみると…
「どれくらいデータを使用しているか?」
今月まだこれくらい。
561MB。
2GB。
家にWi-Fiがあるのでスマホのデータ通信は使わない。
スマホ利用者に関する調査によりますとひと月に使うデータ容量が11GB~20GBに上る利用者は全体のわずか7%。
およそ60%の利用者が毎月3GB以下でした。
HISモバイルは大手キャリアから電波を借りてサービスを展開する、いわゆる格安スマホ事業者。
大手にはないデータ容量が小さいプランを充実させることで格安スマホユーザーの新規獲得、囲い込みにつなげたい考えです。
大手は小容量プランを出していない。
サブブランドは一部出しているがそこよりは金額的に安い。
今回も新プランを投入することでHISモバイルの伸び率はあがる。
こうした動きに専門家は…
MM総研の横田英明常務取締役、
大手通信事業はその料金帯のサービスに容量やサービス品質で負けるわけにいかない。
自社のサービスを見直す上でベンチマーク(基準)の存在になり得る。