ウクライナに続いてロシアの次のターゲットになるのではないかと警戒感が高まっているのがバルト3国のひとつリトアニアです。
そのリトアニアのイングリダ・シモニテ首相がテレビ東京の単独インタビューに応じてウクライナとロシアの停戦交渉について楽観視しすぎないほうがいいと強く警告しました。
リトアニア首相単独取材!
「プーチン大統領はうそつき」
リトアニアの首都ビリニュス。いま活発なのがウクライナへの支援活動です。
私たちはウクライナを無条件で支援する。
こちらはリトアニアの政府庁舎。
そこに現れたのはリトアニアのイングリダ・シモニテ首相です。財務省などを歴任し、2020年に就任。
人口280万人の小国ながらロシアや中国に厳しい姿勢を取ることで知られています。
「あなたは以前、プーチン大統領を「病的なうそつき」と表現した?」
思い返してほしい。プーチン大統領は進行前に多くの外国首脳と会談し、「私は攻撃しない」と明らかなうそをついた。ドイツのショルツ首相と話した翌日に攻撃した。
「うそつき」以外になんと呼べばいいのか。
「停戦協議でウクライナが中立化を検討、NATO加盟を諦めるかもしれないが?」
ウクライナの安全保障について合意する必要がある。
彼らは実際に攻撃され、2014年には領土の一部を奪われているからだ。
NATOへの加盟を断念した国に何の見返りもなく圧力だけかけるなんてありえない。
ただ交渉の行方を楽観視しすぎないほうがいい。