
ロシアによる侵攻から2週間、ウクライナ情勢は新たな局面を迎えました。

ロシア ウクライナ 侵攻後 初の外相会談!即時停戦「進展なし」溝埋まらず
ロシアとウクライナの外相による侵攻後初めての会談がトルコの仲介で実現しました。会談はトルコ南部のアンタルヤで日本時間の午後5時すぎに始まり、およそ1時間半行われました。両外相は停戦に向けた閣僚レベルの対話を継続する方針では一致しましたが、ウクライナ側が求めた民間人の被害を防ぐ即時停戦については合意できませんでした。ウクライナのクレバ外相は会談後の会見で降伏しないと強調しました。

産科病棟に空爆…死者も!ロシア ウクライナ外相会談で進展は?
激戦が続くウクライナのマリウポリ。地面には大きな穴が空き、焼け落ちた車も…

ロシア軍による空爆の標的となったのは産科の病棟でした。逃げ出す患者の中には妊娠中の女性の姿も。

ウクライナ当局によると子どもを含む3人が命を落とし、少なくとも17人が負傷しました。

空爆はロシアと合意した停戦期間中に行われたといいます。
ウクライナのゼレンスキー大統領。
産科病棟への空爆はウクライナ人への大量虐殺が行われた決定的な証拠だ。

これまでに犠牲になった市民はマリウポリだけで1,200人に迫るといいます。

こうした事態に終止符を打つための停戦交渉。これまでロシアもウクライナも主張を曲げず進展がありませんでした。

首都キエフの包囲を進め、近く総攻撃に踏み切ると指摘されるロシア。ここまでウクライナの非武装化や中立化を一貫して求めています。

一方、ゼレンスキー大統領は9日にドイツメディアのインタビューで「戦争を終わらすために一定の手段を講じる用意がある」と述べ、NATOへの早期加盟を断念することもあり得るとの認識を示しました。

戦争を終わらせるため譲歩の意思を示し始めたと受け止められています。

こうした中、日本時間午後5時すぎに始まったのが侵攻後初めてとなるロシアのラブロフ外相とウクライナのクレバ外相によるハイレベル会談。


およそ1時間半の協議で議題に上がったのは市民を安全に避難させるための人道回廊についてでした。

ウクライナのクレバ外相。
今、最も悲劇的な状況にあるのはマリウポリなどの街だ。

マリウポリに人道回廊を設置し、市民が恐怖と苦悩から逃れなければならない。

ロシアのラブロフ外相。
私たちの軍が民間人を助けるためにどういう行動をとっているか説明した。

ウクライナの民兵は一般人を盾として利用している。

しかし、肝心の停戦交渉で歩み寄りはなく会談後、両外相は進展はなかったと説明しました。
ウクライナでの戦いや人々の苦しみを終わらせ、ロシアによって占領された領土を解放するための努力を続ける。

ヨーロッパの安全と現状のウクライナ問題を解決するためにすべての国のことを含め解決方法を探すために頑張りたい。
