
ウクライナからの避難者は100万人を超えてきています。最大の受入国となっているポーランドの国境に宇井五郎記者がいます。
激変!"世界の勢力図"
"国境の町"から緊急リポート
宇井五郎記者。
私はいまポーランド南東部のクロシチェンコという町にいます。後ろに見えるゲートが国境のゲートで向こう側がウクライナです。向かって左側がウクライナからポーランド側に入国するゲートで朝から避難者が車や徒歩で入国してきている状況です。

そしてこの場所は地元自治体がテントを設置して一時的な休息所としています。現在気温は氷点下1度。こうした中、炊き出しで出された食事や飲み物を召し上がっています。

ここで一息だけついてポーランド国内や西ヨーロッパなどの各国を目指していくわけですが避難する人の数が増え続ける中、線路を使った輸送の取り組みも始まっています。

避難者救う"ポーランド列車"
国境の町クロシチェンコでは増え続ける難民のために小学校を一時避難所にしました。中には簡易ベッドが並び、多いときには200人が夜を明かしたことも。


この日、国境を超えてきたという2組の家族。ゼレンスキー大統領が出した総動員令のため夫は国に残り、女性と子どもだけでここまでたどり着きました。

パニックにならないように子どもには「ポーランドに旅行に行く」と言って連れてきた。

友達はみんな違う村や違う国へ行ってしまった。

一方、こちらでは国境で足止めされる難民を救うためある作業が進められていました。
2010年で廃線となったこちらの線路を難民の避難のために復活させることが決まりました。現在、周りの木を切るなどの準備が急ピッチで進められています。

かつてウクライナの国境からポーランドの南東部をつないでいた列車の運行を12年ぶりに再開させるのです。

踏切の古びた遮断器、ボランティアの手で色が塗られていきます。
ウクライナに栄光を。

この日は230人の難民を乗せて国境を抜けていきました。

列車の再開が決まったのは2月24日。ロシアが侵攻した直後です。

ポーランド国鉄運営会社 経営委員会のイレネウォッシュ・メルヘル会長。
決断は1日で下した。

この国境ゲートから1日2,000~3,000人が越境してくる。

その難民のために鉄道を準備しなければならなかった。

ウクライナからEUに逃れた人たちはすでに100万人近くに上り、さらに膨らんでいく見通しです。

ウクライナからポーランドに避難してきた人。
ウクライナの状況はとても悪い。たくさんの子どもが亡くなっている。

防空警報のサイレンが鳴って無人飛行機が飛んでいった。

もう店には食品がなかった。
