
韓国の大手自動車メーカー「現代(ヒョンデ)自動車」は12年ぶりに日本市場に乗用車を投入することを発表しました。
かつてはヒュンダイのブランド名で日本でも販売していた現代自動車がなぜ再び日本市場への参入を決めたのでしょうか。

なぜ?韓国 現代(ヒョンデ)日本再進出!EV・FCVをオンライン販売
2月8日に現代自動車が行った発表会。

現代自動車の張在勲社長兼CEO。
日本のお客様に新しい価値と創造的な時間を提供し、長く絆を深めていく。

新たに日本市場に投入されるのはEV(電気自動車)と水素を使うFCV(燃料電池車)の2車種。

EVの「IONIQ5(アイオニック5)」は国内で普及している急速充電器に対応。大容量の電池を搭載したモデルは1回のフル充電で618キロメートル走行可能です。

その乗り心地は…
坂本透記者。

モーターの加速が力強い。

またドライバーの運転をサポートする細かい機能も。
ウインカーを左に出すと左のカメラの映像が表示される。

サイドミラーに設置されたカメラの映像を目の前のディスプレイに表示。ドライバーの死角をカバーします。

価格は479万円から。

5月から予約を開始し、販売はオンラインのみで行います。

ヒュンデ モビリティ ジャパンの佐藤健さん。
若い人やファミリー層もいろいろなライフスタイルに使ってもらいたい。

現代自動車が最初に日本市場に参入したのは2001年。サッカーワールドカップ日韓大会の公式スポンサーになり知名度を高め、国内メーカーより割安感を前面に押し出した販売戦略を展開しました。

当時のキャッチコピーは「ヒュンダイを知らないのは日本だけかもしれない」。

しかし、ブランド力の弱さから販売不振が続いたため2009年をもって日本の自動車市場から撤退していました。

なぜ今回、再び参入することを決めたのでしょうか。
ヒュンデ モビリティ ジャパンの加藤成昭さん。
日本のEV(電気自動車)のマーケットは全体の0.9%しかない。

今後の成長は望めると思う。

お客様の選択肢が増えることで結果的にマーケットが拡大できるのではないか。

現代自動車はヨーロッパや北米での売り上げが好調で去年は世界で4番目の販売台数となりましたが、国内外の自動車メーカーがしのぎを削る日本市場で売り上げが伸ばせるかは未知数です。

もう一度ゼロからブランド・商品・サービスを理解してもらい支持されるのが今後の課題。

日本のお客様に受け入れられる最大のポイントだと思う。
