株式会社吉田喜九州
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続いての業務用ヒット食べ物はこちら。
コンビニやスーパーなどのお惣菜コーナーに売っている太巻き。
あの太巻き、そういえばいつの間にかサラダ巻きとかアボカド入りとかやたらとバリエーションが増えたと思いませんか?
実はそれ、ある業務用ヒット食べ物のおかげだったんです!
一体それは何なのか、スタッフはその製造元を訪ね大分県の由布市へ。
やって来たのは吉田喜九州という会社。
こんにちは、どうも。
こちらが社長の中野裕貴さん。
「太巻きのバリエーションが増えたのはこちらのおかげだと?」
いや、そんなことない。
我々絶対表に出ないので、目立ったらダメです。
実はこちらの吉田喜九州、めったにテレビ出演を受けない知る人ぞ知る業務用ヒット食べ物を作る黒子カンパニー。
太巻き業界を変えたともいえる業務用ヒット食べ物というのが…
巻芯です!
そう、巻芯。
巻芯
「巻芯?」
巻芯~?
巻真は太巻きの芯。つまり中に入れる具材のこと。
こんな感じで薄焼きタマゴに包まれて1本になっている。
これを酢飯の上にのせて、野菜をその他の具材と一緒に巻くだけで太巻きが完成するという超便利な業務用食べ物なんです。
吉田喜九州は全国展開する大手スーパーからホテルのビュッフェまで年間巻芯を500万以上出荷。国内の製造シェアは50%以上。
日本中にいろんな種類の太巻きが増えたのは吉田喜九州さんのおかげといっても過言ではないのです。
一番の売れ筋はこちら、「A上巻用芯NT」。
かんぴょうやアナゴなど5種類の具材が入ったオーソドックスタイプで全国のスーパーで大好評。
ほかにも2月の恵方巻きシーズンに爆発的に売れるイカや数の子入りの海鮮巻芯。
ピリ辛のタコスミートが入り、中高生に大人気のタコス芯。
アボカドとドレッシング、カニカマが入り、女性に人気のアボカド芯など種類は全部で49種類。
では、なんでそんなに吉田喜九州の巻芯は売れるのか?
ワイズマート西萩窪店
実際にあの冷凍された巻芯で太巻きを作っているスーパーの仕込みの様子を拝見させて頂くと…
カチカチの巻芯をトレーから外し、解凍もせずに野菜と一緒に巻いていく。
お店がオープンする時にちょうど食べられる状態になるんだとか。
これは店員さんも…
ワイズマート西萩窪店の佐藤良さん、
これなんて巻芯と菜の花とキュウリ入れるだけですぐ出来上がり。
かなり楽ちん。
利便性
最大のポイントは利便性。
今までだったら6手間も7手間もかかっていたものが2手間、3手間で済む。
吉田喜九州の巻芯のスゴさは太巻き作りを圧倒的に楽にしたこと。
実はお店にとって太巻き作りは結構大変な作業。
豪華ななものになれば6種類以上の具材を全て細長くカットし、丁寧に並べ、まとめながら巻かなければいけない。
技術も結構必要。
でも吉田喜九州の巻芯を使えばじゃんじゃん作ることができるってワケ。
では、その手間がかかる仕込み作業を吉田喜九州ではどうやっているのか?
例えばタマゴ。
巻芯の中に入れるタマゴは海苔の長さ丁度になるよう長さ18cmの型で焼いている。
具材を棒状にする作業では…
なんと20名の女性作業員の方々が超ハイスピードな手作業で大量の巻芯をガンガン作っている。
タマゴ入ります!
かんぴょうください!
具材をのせる作業は役割分担になっていてタマゴ焼き、カニカマ、かんぴょうなど一人一人が丁寧に配置していくのです。
巻きすに薄焼きタマゴを敷く作業は、重なり合い束になった薄焼きタマゴから1枚1枚ピックアップしなければならない。
そこで、
爪を親指と人差し指を伸ばしています。
「どれですか?」
あえて爪を長くし、薄いタマゴを掴みやすくしているそうです。
女性が作る理由、納得です。
大手のうどんチェーンから巻芯を使って巻き寿司を作れたらいい。
吉田喜九州は巻芯でがっちり!
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