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[がっちりマンデー]儲かる!跡地ビジネス!(3)[株式会社コシダカホールディングス]

儲かる!跡地ビジネス!

株式会社コシダカホールディングス

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儲かる跡地ビジネス。

続いてやって来たのは東京都港区にあるコシダカホールディングス。

といえば全国でカラオケルームまねきねこを運営するカラオケ業界大手の儲かりカンパニー。

「跡地ビジネスでがっちり?」

がっちりです!

ずいぶんと景気が良さそうな笑顔の営業副部長、小林暖輝さん。

でも…

「カラオケ業界って厳しいと思うんですけど…」

2019年が売上げ357億円。2020年が売上げ271億円。

昨年売り上げから今年も2割減…

10年連続増収増益と右肩上がりだったコシダカでもコロナの影響で売り上げが2年連続前年割れにもかかわらず…

この1年間で24店舗オープンさせました!

「お店増やしてる!?」

はい!

なんと今もお店を増やしている!

しかも、ある跡地に絞って出店を仕掛けているという。

そこでやって来たのは横浜駅西口。

横浜駅西口エリアは激戦区!競合他社含めてたくさんいます!

ビッグエコー、カラオケ館。

徒歩5分圏内にライバル店が6店舗もひしめく横浜駅西口エリア。そんなエリアにまねきねこはというと…

現状、まねきねこは3店舗。

これから2店舗考えています!

「さらに2店舗増える?」

増えます!

なんとこのエリアだけで5店舗展開させる予定のまねきねこ。

ねらったのは意外な跡地だった!

どんな跡地に出店しているのか?

こちらが横浜西口2号店。

「こちらは何の跡地?」

カラオケ屋さんの跡地。

「ライバル店の跡地に出店した?」

そうです。

そして、2号店から歩くこと1分。

こちらは横浜西口3号店。

つい最近までライバル店が経営していたカラオケ店の跡地になります。

さらにさらに!

こちらでございます。

まねきねこの4つ目のお店になる跡地です。

5店舗中3店舗がライバル店の跡地。

まねきねこの作戦はライバルのカラオケ店の跡地を狙って進出というものなんです。

でも、ライバルのカラオケ店も閉めちゃうような状況なのに…

そこに同じカラオケ店を出すってぶっちゃけ大丈夫なんですか、小林さん。

大丈夫です。

まねきねこがライバル店跡地に出店しても大丈夫なワケ、それは設け方が大きく違うから。

ライバル店は仕事帰りの会社員や大学生などをターゲットに駅前などの夜営業がメインなのに対し、もともと郊外からスタートしたまねきねこはお年寄りや主婦、高校生などを狙った昼営業で儲けるスタイル。

まねきねこの特徴のひとつである飲食持ち込みOKもお昼に好きな食べ物を買ってワイワイ楽しんでもらうためのものなんです。

もともとお昼がメインだからこの状況でもむしろドンと出店したい。

しかも、持ち込みOKだからお店のスタッフの数も他店と比べるとグッと少ない。コストが安く出店できるから今でもしっかり儲けを出せるワケ。

だから…

カラオケ店を営むライバル店の跡地を狙ってガンガン攻めてます!

もちろんカラオケ店の跡地に出店となれば当然こんなメリットが…

ほとんど前のカラオケ店のままです。

テーブル、ソファー、テレビ、カラオケ機器、スピーカー、壁紙。

「全くいじってない?」

唯一買ったものはハンガー。

カラオケの設備は結構特殊。

なのでそのまま再利用することで出店コストを大きく削減できるんだとか。

新規出店にかかる費用の約2分の1から3分の1で収まる。

そしてカラオケ店以外にも意外な跡地もまねきねこに舞い込んでいるという。

それが…

これからまねきねこにあるある建物の跡地。

さらに2階に上がると…

「おお!広っ!」

駅近で路面店、しかも広々としたスペース。一体ここは何の跡地かというと…

銀行の跡地です。

銀行の跡地にまねきねこが進出。

インターネットの普及で店舗を置かなくてもいい業態。

大型店を手放す機会が増えている。

まねきねこさん、新たながっちり跡地見つけましたにゃ~

まねきねこは跡地にガンガン出店してがっちり!

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