ロシアがウクライナに侵攻してから6月3日で100日です。これまでに女性や子どもを中心におよそ1,400万人のウクライナ人が住む場所を追われたと国連が明かしました。激戦地の東部では攻撃が続く化学工場の地下シェルターに子どもを含むおよそ800人が避難していて、戦闘のさらなる長期化が懸念されています。
ウクライナ侵攻から100日!化学工場に子どもら800人避難
ウクライナ
ゼレンスキー大統領

われわれは国を100日守ってきた。勝利はわれわれのものだ。
ウクライナに栄光あれ。
ロシアによる侵攻を知らせるサイレンが鳴り響いたあの日から100日。ウクライナは今も平穏を取り戻せていません。
ウクライナ
ゼレンスキー大統領

現時点で占領者たちは私たちの領土の20%を支配下に置いている。
激しい戦闘が続いているのが東部です。
ロシア軍が攻勢を強めるルハンシク州リシチャンスク。破壊されて住宅から火の手が上がりライフラインを失った市民は料理をするため外で火を起こしていました。
市民

電気はない。水は給水車頼み。
孫たちはここを去った。今どうしているか連絡が取れない。
ルハンシク州はこのリシチャンスクと隣接するセベロドネツクを除きロシア軍が支配下に置いているとみられます。
ウクライナ
ゼレンスキー大統領

われわれはセベロドネツクでの戦いで一定の成功を収めているものの戦況は厳しい。
ルハンシク州の知事は2日にアメリカのCNNテレビに対し、セベロドネツクではロシア軍が攻撃を続ける化学工場の地下シェルターに子どもを含むおよそ800人が避難していると明らかにしました。
最大で住民1万5,000人が残されているとされるそのセベロドネツクには外国人の兵士で編成された部隊が到着。
ジョージア人兵士

これはジョージアにとっての戦争でもある。私はまだ20歳だが正しいことをしていると感じている。
ロシア軍を押し返す。
専門家は戦争のさらなる長期化を覚悟すべきだと指摘します。
防衛省防衛研究所
山添博史主任研究員

ほとんど先は見えない。
旧ソ連のアフガニスタン侵攻の例が近いと私は考えている。
あれも簡単にできるはずだったのが、やめられなくてゴルバチョフ氏が新思考の外交を打ち出してやっと変わった。
それぐらいの意思の変化がクレムリンに起こらなければ終わらないというのが私の見方。