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[WBS] 「ワタミ隠し」で業績回復!?焼き鳥・低価格で攻勢!

2016年11月10日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ワタミ株式会社

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11月10日、2017年3月期の中間決算を発表したワタミ株式会社。

本業の儲けを示す営業損益の赤字は2016年度から縮小、今期は1億円の黒字転換を予想しています。

清水邦晃社長は

改善の兆しが出てきた要因として、新業態「ミライザカ」「鳥メロ」が好調。

実はいま、主力の「和民」や「わたみん家」の業態転換を加速。

6月以降、約80店が新店舗に変わり業績を牽引しているといいます。

一部は前の和民の倍くらい売れている。手ごたえを感じている。

一体、どんな店に変わったのでしょうか?

三代目鳥メロ

ワタミ株式会社の新業態、居酒屋「三代目鳥メロ」。

看板にはワタミ株式会社の文字は一言もありません。

最大の特徴はメニューにあります。

頓部孝雄執行役員によると

国産の焼き鳥が一つのメイン。1本150円から。

さらにビール中ジョッキは1杯199円。

焼き鳥中心の低価格店なのです。

飲み物の杯数を多く注文してもらうことで、トータルの客単価は前の「わたみん家」より少し上がっている。

三代目鳥メロの売上高は前業態「わたみん家」の145%のほか、女性客にも好調だといいます。

女性のお客様は

ヘルシーなので焼き鳥をいつも食べている。

鳥貴族

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実はいま、焼き鳥を中心にした280円均一の鳥貴族が居酒屋業界を席巻。

既存店売上高は5ヶ月連続で前年比プラスという好調ぶりです。

清水邦晃社長

鳥メニュー中心の新業態を打ち出したワタミ株式会社。

「鳥貴族のまねをしたのか?」

それはないです、まったく。鳥貴族さんは好調だから全く意識しないわけではない。

さらに清水邦晃社長は、低価格の店が好調な背景にはデフレの兆しもあるといいます。

低価格の業態がお客様から評価をもらい多少デフレを感じているが、デフレを感じながらもお客様のニーズは広がりつつある。

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