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[WBS] 「キズもの&ふぞろい」の野菜を販売!農家にもレストランにもメリットが!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

9月から10月にかけて台風や長雨など天候不順が続き野菜の価格が高騰しています。

そうした中、形が曲がったり傷ついた野菜など、いままで農家が大量に出荷できなかったものを外食店などに売ることができる新たなサービスが始まりました。

バリュードライバーズ株式会社

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長野県小諸市でズッキーニなどを生産しているフィールネクストの小林大二さん。

傷ものでダメ、完全に。

市場へ流通させることはできない。台風かなんかの強風で。

「食べる分には問題ない?」

全く問題なし。

右が一般的に市場できるもの。左は通常の流通ルートでは取引されないもの。

違いは表面に僅かな傷があったり、形が不揃いなところだけです。

小林さんの畑では台風24号などの影響で全体の5割のズッキーニが被害を受けました。

こうした中、今日畑にやって来たのはたべるーぷの山本和真さん。

たべるーぷは形が不揃いだったり、大量に収穫して余った農作物をサイトに出品。

そして農作物を少しでも安く手に入れたいレストランに売ることも出来ます。

傷がすごくついている。あと色ムラがある。

たべるーぷは形をそろえるとか傷がないとか関係ない。

たべるーぷは農作物の品質や管理精製をチェックし、独自の評価シードで評価をします。

今までこうした規格外の野菜を一般消費者に売るサービスはありましたが、一件ごとの量が少なく、大量に販売することはできませんでした。

自然災害によってB品、規格外が一気にできてしまう。

出たときに出た量だけ掲載でき、さばけるのはありがたい。

さらに小林さんは近所の農家から請け負い、傷や日焼けをしたバターナッツかぼちゃをたべるーぷに出品しました。

Gee

実際にたべるーぷで購入した野菜を利用している都内の飲食店へ行ってみると…

田仲一仁店長、

見た目は傷がついていたりとかするが、調理してしまうと味は全く問題ない。

2~3割は「たべるーぷ」のほうが安い。

たべるーぷで購入したズッキーニはサラダやパスタとして提供していく予定です。

さらにスーパーではあまり見かけないバターナッツかぼちゃも購入。

こういった新たな食材を安く試せることも魅力の一つだといいます。

森啓晃オーナーは、

市場に並ぶ前にダイレクトに入るので、農家も喜ぶし、店も安く手に入られ、数が少ない新しいものをどんどん扱っていきたい。

たべるーぷは食品ロスの問題の解決を訴えながら新たな市場を拡大していきたい考えです。

売り手の方で行くと最低100は年内にはいきたいと思っている。

買い手の方は1万人とか1万店舗を目標に置いている。

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