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[がっちりマンデー] 職人の金メダル、黄綬褒章!(3)

2019年7月21日

職人の金メダル、黄綬褒章!

川敬醸造株式会社

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儲かりの黄色いメダル「黄綬褒章」。

続いていやって来たのは宮城県にある川敬醸造。

なんと創業から110年。

超老舗のみぞ・しょうゆ醸造の会社。

「がっちりですか?」

かっちりぐらい。

川名醸治さん

かっちりというこの方が昨年秋の黄綬褒章受賞者、川名醸治さん(61歳)。

その名の通りみぞ醸造のプロ!

実はみそ作りの業界を一変させたある「技術」を編み出したスゴい人らしい。

早速見せてもらうことに。

すると、フォークリフトに。

「みそを運ぶ?」

今からやるのはみその天地返し。

上下をひっくり返す。

天地返し

天地返しとはみそを作る過程で酵母などが偏らないようにみそをひっくり返す作業のことらしいのですが…

社長はおもむろにフォークリフトで…

これってそんなに画期的なことなんですか?

本来、スコップで移していくやり方をやってた。

みそ屋はかつて3K。いい表現されてなかった。

どうしたらいいか?って考えてこういうやり方が楽だろう。

昔は天地返しといえば全部スコップでやっていたそうで、これがかなりの重労働。

全部移し替えるのに慣れた人でも1樽で30分。2つ目、3つ目になれば疲れてさらに時間がかかる。

そこで26年前、川名さんが考えたのはこのフォークリフトを使った天地返し。

これなら1樽返すのに3分もかからない。

さらに川名社長、みそ樽を運べるようにするための特別な器具も開発。

おかげでフォークリフトの免許があれば誰でも効率よく天地返しができるようになったってワケ!

みそ作りは伝統産業。

その人しかできないのは大変。

色んな人が簡単にできた方がいい。

社長曰くみそ業界を伸ばすためには幅広い人が簡単に作れるための技術も大事。

みそ業界ではまだまだ手作業で天地返しをしている所も多く、どんどんこの効率的なやり方が広まってほしいという川名社長。

伝統のみそ作りを進化させる新たな試みを評価され、見事に黄綬褒章を受賞。

仕事の極意とは

みそ作り43年、仕事の極意とは。

理想のみそを求めて試行錯誤して進めていく。

業界の効率化を考えた社長、今後も試行錯誤をして理想のみそ作りを目指します!

川敬醸造は天地返しでがっちり!

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