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[WBS]日本製鉄がTOB開始!対する東京製綱は・・・[東京製綱株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

鉄鋼最大手の日本製鉄が半世紀に及ぶパートナー企業の東京製綱に対して先週から突如始めたTOB(株式公開買い付け)をめぐり東京製綱は1月27日、取締役会を開いてある決議を行いました。

その内容は意外なものでした。

東京製綱株式会社

東京製綱株式会社
ワイヤロープ、ワイヤ、スチールコード、CFCC(炭素繊維ケーブル)などの製造および販売、ガードケーブルなどの道路安全施設や橋梁などの設計・施工、各種産業機械、金属繊維などの製造および販売を行っている東京製綱のホームページです。

ワイヤーロープの製造で国内トップの東京製綱。明治20年創業の老舗の部品メーカーです。

その東京製綱の筆頭株主が鉄鋼最大手の日本製鉄。

先週、日鉄は東京製綱に対してTOB(株式公開買い付け)を開始。持ち分を現在の9.9%から19.9%まで引き上げるとしています。

その狙いについて日鉄の関係者は・・・

東京製鉄はガバナンスが機能していない。

会長の田中氏は19年間代表取締役の座にいて彼に権力が集中している。

われわれの経営改善の提案に耳を貸さない。この体制を改めないといけない。

東京製綱は2020年3月期、24億円の最終赤字に転落。それを嫌った筆頭株主の日鉄は田中体制の刷新を求めてきましたが受け入れられなかったといいます。

鉄鋼業界では株式の持ち合いという慣習が残っていて、経営体制が市場の厳しい目にさらされてこなかった面もあります。

コロナで業界全体の需要が落ち込む中でわれわれも黙っていられない。

だから株を買い増し経営の健全化を目指す。

これに対して東京製綱は1月26日までに日鉄のTOBに反対する意向で固まっていましたが・・・

1月27日発表したのは、

本公開買付けに対する意見の表明を留保する旨を決議いたしました。

方針を一転、態度を留保しました。

関係者は、

けさの取締役会で反対表明することによる悪影響を心配する声が出た。

議論は「反対表明」から「反対か留保か」になり、最終的には「留保」となった。

東京製綱は1月27日、日鉄に対し10の質問を送付。その回答を踏まえて最終判断するとしたのです。

なかにはこんな質問が・・・

貴社から対象会社に対して役員を派遣する予定はないと理解してよいか。

TOB期限は3月8日。春先まで熱い戦いは続きそうです。

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