新型コロナの影響で自粛生活が続く中、売り上げを伸ばしているものがあります。それが観葉植物です。
東京都中央卸売市場の観葉植物の取り扱い額は7ヵ月連続で前の年を上回っています。どんな植物が人気なのでしょうか?

白熱ランキングです。

株式会社東京砧花き園芸市場
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1月5日、東京都中央卸売市場世田谷市場。

都内の園芸市場をいま賑わせているのはさまざまな種類の観葉植物。

東京砧花き園芸市場の尾崎進社長、
昨年の後半から非常に売れ行きが良くて昨年対比で10%近く相場も高く推移。

巣ごもり生活の中、その消費の傾向にも変化が。
「生き物として育てていく」という喜びや楽しさに非常に消費者が興味を示していて。

日常に癒やしと楽しみを与えてくれる注目の観葉植物とは。


10位
都内の園芸店。ところ狭し狭しと並ぶ観葉植物の中で…

オザキフラワーパークの百瀬謙太郎さん、
人気なのはこちら「ホヤ」。

10位に入ったのは熱帯の植物「ホヤ」。
10位 | ホヤ |
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葉っぱのバリエーションが非常に多く、そても育てやすい。

吊るして飾ることができるためインテリア性の高さが人気です。
7位~9位
7位から9位はこちら。
7位 | ユーホルビア(多肉) |
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8位 | パキラ |
9位 | アガベ |

パキラ
8位に入ったのはパキラ。王道ともいえる定番商品です。

何本かの枝が編まれているもの、1本の枝のもの、サイズもいろいろバリエーションがあり、これから始めたい人にも薦めて、そこで売れています。

巣ごもり生活の中、部屋で緑を楽しんでストレスを緩和したいという人が多く、こちらの店でもコロナ以降、新規のお客様が増えているといいます。

4位~6位
4位から6位はこちら。
4位 | フィカス |
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5位 | エアープランツ |
6位 | エアープランツ |

モンステラ
5位に入ったのはエアープランツ。
エアープランツは根っこではなく葉の表面から水分を吸収して育つ植物。

土に植える必要がなく霧吹きなどで水をあげて育てます。
ガラスに入れたり飾り方の幅も広く、

大きくなると子株が生えてきてもこもこと付け根から増えて。

大きくなるとこんなイメージ。

初心者でも簡単に育てられます。
2位~3位
いよいよ上位。
2位 | サボテン |
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3位 | ガジュマル |

ガジュマル
3位にランクインしたのはガジュマル。人気のヒミツはこの独特のフォルム。

好きな形やおもしろいと思う形をそれぞれ手に取って買っていく。

幹がタコの足のように見えることから語呂合わせから「多幸の木」とも呼ばれ縁起物としても購入されています。

サボテン
2位に入ったのはサボテン。
枯れにくく丈夫なサボテン。特徴はその種類の多さです。

この店でも100種類程扱い、卓上に置ける小型なものなど「ついで買い」する人もいるということです。

1位
そして1位に輝いたのは…

1位 | ベンケイソウ(多肉) |
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ベンケイソウ(多肉)
肉厚の葉が愛らしい小ぶりの多肉植物です。
花のような形のものから色鮮やかなものまで、寒さに強いので冬でも寄植えができます。

これかわいくない。かわいい。

コレクションしたり、増やしたり、楽しみ方はさまざまです。
需要が増えている観葉植物。業者は今後にも期待を寄せます。
新しい消費者がかなり買っている。

新しい商材の開拓。市場としては次の提案に向けて農家と話している。

ぜひ期待していただければ。
