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[WBS] 外国人学生はなぜ失踪・・・「留学生30万人計画」の影!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

東京福祉大学で留学生が大量に所在不明となっている問題で今週、ついに政府が調査に乗り出しました。

一体なぜ、学生たちは姿を消したのでしょうか?

その背景を追っていくと日本語学校などを含めた留学生を受け入れる仕組み全体の歪みが見えてきました。

東京福祉大学

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東京福祉大学の王子キャンパス。

3月26日、文部科学省と入国管理局が立ち入り調査に踏み切りました。

東京福祉大学ではこの3年間でおよそ1,400人もの留学生が所在不明になっています。

不明になったのは研究生。

学部生として専門分野を学ぶ前に日本語の習得を目的とした非正規の留学生です。

留学生はなぜ姿を消したのか?

クラスメートが失踪したという学生は、

忙しくて学校のための時間がない。コンビニとレストランで仕事をする。

この学校に入って、ビザを更新して、在留カードが取れれば学校をやめて仕事をする。

留学が在留ビザの取得のための手段になっているというのです。

留学生30万人計画

専門家は・・・・

外国人労働の問題に詳しい指宿昭一弁護士は、

技能実習と留学が労働者受け入れの抜け道になっている。

国が「留学生30万人計画」を打ち出してから、ずっと抜け道になっている。

政府が2008年に打ち出した留学生30万人計画。

以来、留学生は増え続け、2018年5月にはおよそ29万8,000人に達しています。

インターカルト日本語学校

https://www.incul.com/

東京・台東区にあるインターカルト日本語学校。

創立42年の老舗です。

何が好きですか?

香川の美術館が好きです。

春休みの今日、開かれていたのは短期留学で来日した生徒向けの授業。

この学校では47ヵ国、およそ500人の留学生を受け入れています。

インターカルト日本語学校の加藤早苗代表は、

私たちの場合はハードルは下げないので、アルバイトに追われて授業ができないとか、そういう人は入れない方針。

代表の加藤さんはここ数年、留学生の急増とともにある変化を感じているといいます。

学生も日本語学校もとても増えている。

日本語学習目的でない人も、そうした人を受け入れる学校も増えている。

外国人労働力

別の学校で現役日本語教師として働く女性。

3年前に勤めていた日本語学校で驚くべき実際を目にしました。

スーツを着た学生が何人かいて、そういう人からバタバタと寝ていく。

彼らは免税店の店員。爆買いのころだった。中国人観光客が来たら彼らが中国語で物を売る。

話を聞くと明らかに上限の週28時間は超えているなと想像できる。

毎晩、遅くまで免税店で働き、疲れ果てた学生たち。

勉強は二の次だったといいます。

さらに、

免税店をやっていた会社が学校もやっていた。

「免税店と学校は「グル」?」

そう、そういう言い方になる。

自分が学校を辞めてから生徒募集の人も辞めて、外で会うと「すまなかった」と謝られた。

「あいつらは俺が金のために入れた生徒だ」と言われた。

「日本語学校で勉強をしながら働ける」、そういう募集をしていたと思う。

日本語学校側が労働名目で学生の一部を集めていたのだといいます。

留学生の現状

千葉県市川市。

今となっては日本に来たことを後悔している。

深夜、アルバイトへの道を急ぐ男性。

ブータンからやって来た留学生たちです。

2人は30代。

その1人、Aさんは母国では映像制作の仕事をしていましたが、現地の仲介業者に誘われ日本への留学を決心しました。

私は長男だったので本当にお金が必要だった。

仲介業者は「最初は大変だけど日本語を学んだらよい給料がもらえる」と。

男性が見せてくれたのはブータンの仲介業者と交わした契約書。

そこには「仕事を紹介する」とあり、さらに「1年で最低でも111万ニュルタム(約170万円)稼げる」と書かれています。

彼のブータンでの月収は日本円でおよそ3万円。

日本語を学びながら稼ぐことを夢見て仲介業者への手数料や渡航費用としておよそ120万円の借金をしました。

仕事を頑張れば十分なお金をもらえ、ローンも払い、物価が高い日本でも生活ができる。それで大丈夫だと思っていた。

留学したのは都内にある創立から間もない日本語学校です。

多くの留学生は共通の悩みを抱えています。

彼らが抱える120万円の借金は年利8%、毎月2万4,000円を返済しなければいけません。

それに学費と家賃を加えると一月あたりの出費は12万円ほどになり、バイトを掛け持ちしなければ生活できない状況に追い込まれています。

夜は仕事、朝は授業、非常に疲れて勉強に集中できない。

28時間以上は違法だけど、生きていくには他に選択肢がない。

そんな過酷な日々に、

結核の診断をされた。

働きすぎて、栄養のある食事を取る時間がなかった。

留学を就労の隠れ蓑にしたことが招いた不幸な現実。

長年、留学生を見続けてきた日本語学校の代表はこう懸念します。

不当な手段で学生たちを呼ぶと結局、学生たちが不幸。

日本に来ることを望まない人たちが世界中に増えたら、日本が成り立たない。

そこを本当に日本は考えていかなければならない。

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