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[WBS]火星で”生命の痕跡”調査!着陸支えた日本の技術[帝人株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

去年、日本のはやぶさ2が小惑星「リュウグウ」からのサンプルの回収に成功して話題になりました。

いま世界では火星からサンプルを回収しようというミッションが各国で進んでいます。その先陣を切って日本時間、2月19日の朝、NASA(アメリカ航空宇宙局)の探査車が火星への着陸に成功しました。

「パーシビアランス」、不屈の精神と名付けられたこの探査車の着陸を支えたのは日本の技術でした。

帝人株式会社

帝人株式会社
テイジンは、マテリアル、ヘルスケア、繊維・製品、ITなどの事業をグローバルに展開し、企業理念に掲げる人々の「Quality of Life」の向上に努めています。

日本時間、2月19日午前5時55分、

着陸を確認!火星に到着しました!

喜びに沸いたNASA(アメリカ航空宇宙局)の管制室。アメリカの探査車「パーシビアランス」が無事、火星に着陸した瞬間です。

到着してすぐ、パーシビアランスは現地の画像を地球に送信。そこには火星の荒れた大地が・・・

火星に生命が存在していたのかどうか、その痕跡を探す一大プロジェクト。

火星の砂などのサンプルを回収して地球に持ち帰るという歴史上初めての計画です。

ミッションの達成に向けて大きなハードルを一つ乗り越えました。

この成功を影で支えたのが日本の繊維大手「帝人」です。

今回の着陸でパラシュートと機体を支えるロープの素材に帝人が独自に開発した繊維が採用されました。

帝人のアラミド事業本部ソリューション開発部の岡村脩平さん、

パラシュートがうまく開かなければ探査車は火星表面に墜落してしまい、全てのミッションが終了となってしまう。

プレッシャーはかなりあった。

それが一見普通の糸のようにも見える繊維「テクノーラ」です。

その最大の特徴が・・・

大熊智司記者、

手で引っ張って試してみます。思いっきり引っ張っていますが、とても手で切れそうな感じはありません。

その強度は鉄のおよそ8倍。この強靭な繊維が今回、重要な役割を果たしました。

火星の大気圏突入から着陸までのおよそ7分間は難易度が高いことから「恐怖の7分間」と呼ばれています。

今回の探査車は重量がおよそ1トンと重く、無事に着陸するためパラシュートに特別な強度が求められました。テクノーラはうってつけの素材だったのです。

さらに大気圏突入時には機体表面の温度がおよそ1,300度にもなりますが、テクノーラはこういった過酷な環境にも耐えられるのです。

日本の技術力が人類史上初めての計画を影で支えています。

NASAの人たちが喜んでいる姿を見て私自身、非常にうれしかった。

火星からサンプルを持ち帰るという壮大なミッションを支えているのは企業だけではありません。

NASAジェット推進研究所の大丸拓郎さん、

まだ自分達が作った、目の前にあったものが火星にあるとはなかなか信じられない。

夢見心地というか、でも少しずつ実感と期待も湧いてきている。

NASAで働く日本人技術者の大丸拓郎さん、探査車「パーシビアランス」の開発に携わりました。

今回のミッションで調査するのがおよそ40億年前、かつて湖だったと考えられている巨大なクレーター。

この土壌を掘って地球に持ち帰り、微生物の化石といった生命の痕跡を調査します。

大丸さんは採取したサンプルを入れる容器などの開発を担当しました。

人類の一番大きな問いとして広い宇宙に存在するのが地球の生命だけなのか。

それとも他に生命がいるのか、とても大きな問いだと思う。

その問いに答えを出そうとするのがこのミッション。痕跡発見のチャンスはかなりあると思う。

サンプル採取に成功すれば、次のミッションはその回収。

NASAはヨーロパ宇宙機関とも協力し、2030年ごろまでに新たな探査車を送り込み、サンプルの回収を目指します。

もし、僕がやっていることを見てもらって火星ローバー「パーシビアランス」の活躍を知ってもらい、日本の方々を元気づける、勇気を与えられるなら、そういう形で恩返しができればとてもうれしい。

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