ロボット掃除機、そして加湿器、さらにアロマポットです。
いずれもスマートフォンやAIスピーカーなどで操作ができるIoT家電です。
こちらの家電を作ったのは携帯大手ソフトバンクのグループ会社ですが、その開発を支えているのが「tuya」という中国のベンチャー企業です。
初めて耳にする方も多いかもしれません。
このtuyaはIoT家電の開発に欠かせないとして世界中ですでに1万社以上の企業が利用するという隠れた巨人です。
日本の家電のIoT化を爆発的に進めるかもしれないこのtuya。
一体どんな企業なのでしょうか?
ソフトバンク コマース&サービス株式会社
[blogcard url="https://cas.softbank.jp/"]
IoT家電の販売などを手掛けるソフトバンクコマース&サービスが開いた発表会。
そこに登壇したのは中国「トゥヤ・グローバル」の戦略投資部門の責任者です。
トゥヤ・グローバルの投資・戦略部門、メンダ・ジャオ氏、
トゥヤとソフトバンクが組むことで日本のメーカーはIoT家電の発売が容易になる。
トゥヤはIoT家電に必要なWiFiやBluetoothといった通信モジュールからアプリ・クラウドなどの関連サービスを一貫して手掛けるベンチャーで急成長しています。
このトゥヤのサービスを導入した結果、わずか15日でIoT家電を開発できたこともあるといいます。
今回、ソフトバンクはこのトゥヤと組んでさまざまなメーカーに対しIoT家電を開発するためのサービスを提供します。
Tuya Inc.
[blogcard url="https://en.tuya.com/"]
トゥヤはアリババグループ出身の技術者が2014年に設立。
わずか4年足らずで世界で1万以上の会社がトゥヤの技術を利用し、そのIoT家電は2万点に及びます。
IoT業界を影で支えている巨人なのです。
日本メーカーは自前でIoT家電を作り国内や海外に販売できる大きなチャンス。
プラススタイル株式会社
[blogcard url="https://plusstyle.jp/"]
さらにソフトバンクはこのトゥヤとの連携を元にグループ企業のプラススタイルでIoT家電の自社ブランドの製造に参入します。
第1弾の一つが加湿器。
専用アプリを使って操作できるほか、
アレクサ、加湿器つけて。
アマゾンやグーグルのAIスピーカーで操作することもできます。
こちらのロボット掃除機は1万8,800円。
トゥヤの技術を使うことでIoT化されていないロボット掃除機と変わらない価格にできるのが武器だといいます。
ソフトバンクはこのトゥヤとの連携で日本でのIoT製品の開発を加速したい考えです。
ソフトバンクS&Cの瀧進太郎上席執行役員は、
日本の社会が成長していくにつれIoTがないと社会自体が進化していかない。
通信とIoT、ビッグデータ、AIが一つになり生活を変えていくときが来る。そのための準備。
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