こちらのカードをご覧ください。
サイズや薄さ、これは普通のクレジットカードと変わらないですが、あまり見たことのないデザインです。
実はこれは世界初のクレジットカードなんです。
どういうことかというと、ここにボタンが付いていてこれを押すと文字が消えました。
そして新しい画面が出てきました。
実はこれインターネットからデータを取得して、これ一枚で何枚ものカードに切り替えて使うことができるというカードです。
こうしてクレジットカードがネットに繋がることで、私たちの生活はどう変わっていくのでしょうか?
ソフトバンクグループ株式会社
[blogcard url="https://www.softbank.jp/"]
ソフトバンクグループが発表したのは世界初となる通信機能を持った「IoTクレジットカード」です。
アメリカのIT企業とタッグを組んで開発しました。
右下が電子ペーパーになっていてカード情報が記載されています。
スイッチを押すと…
今度はデビットという文字と番号が出てきました。
この状態ではデビットカードとして利用できるといいます。
ほかにも銀行で使えるキャッシュカードにもなるほか、スイッチを押して切り替えることでまたクレジットカードになります。
これ1枚で複数のカードの機能が使い回せるのです。
クレジットカードの発行枚数だけを見てもその数はおよそ2.7億枚。
成人一人当たり2.6枚持っている計算です。
ソフトバンクの狙い
カードの機能をまとめ、管理しやすくすることで利用者を広げる狙いです。
ソフトバンクのグローバル事業戦略本部の北原秀文本部長は、
やっぱりスマートでいたい。
いろいろなファンクション(機能)を持っている。1枚で済むのはスマート。
またこのカード自体が通信できるため店舗から情報を取得すればクーポンになり、カード会社と通信すれば利用状況の確認も可能になるといいます。
さらにネットを通じてQRコードを表示することで現在、スマートフォンなどを使っているQR決済がこのカード出来るようになるといいます。
2019年の実用化を目指すソフトバンク。
こうしたカードからの通信収入以外にもある狙いがありました。
購買の履歴やアクティビティ(行動)など匿名性は担保して、ユーザー情報を集めて新ビジネスにつなげる。