最近ではフードロス削減のために必要な量だけ買いたい、またはゴミの量を減らしたいという人が増え、量り売りが注目されています。こちらのようにパックやビニールに入って売られていることが多い野菜や果物も手軽に量り売りができる新製品が登場しました。一体どんなものなのでしょうか。

青果の「量り売り」が注目!AI技術で判別簡単会計
2月16日から始まった日本最大級の流通業界向けの展示会「スーパーマーケット・トレードショー2022」。1,600社以上が出展し、セルフレジなど最新の業務用機器が並んでいました。

ある計量器メーカーのブースを覗くとなにやら多くの人だかりが…
寺岡精工の渡邉直治執行役員。
青果をAIで判別して自動的に軽量・根付けをする機械。

早速、試してもらうと…
リンゴをのせます。

これでレジに持っていけば精算できます。

ディスプレイの下にあるカメラが計りに乗せた野菜や果物など400種類をAI(人工知能)の技術で認識します。

すると値段とバーコードが書かれたシールが出てきて、お客さんはそのシールを貼ってレジで会計するという仕組みです。

この機械、ビニール袋に入れたままでもその種類を認識します。

ほかにもナッツやコーヒー豆などに対応した量り売り機が関心を集めていました。
ヨーロッパではさまざまな商品で量り売りがすでに多く取り入れられていて、日本でも今後増えていくと見られています。
想定価格は60万円で通常のものよりも5割ほど高くなりますが年間1,000台の販売を見込んでいます。

放送されている青果物は買いたくない、買えないというお客様がたくさんいる。

そういう消費者の方がこの量り売りであれば購入をすることが可能になる。それだけでもメリット。
