日本信号株式会社
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売り上げ1000億円!謎の会「社日本信号」!信号・改札・ホームドア・自動運転?
今回のがっちりマンデーは日本信号。
みなさん知ってます?
社名にあるように信号機を作っている会社なんですが、その売上げが半端ない!
なんと年間売上1,000億円超えというビッグカンパニー。
しかも、作っているのは信号機だけじゃない。
駅のホームにあるこれも日本信号。
きっぷを買うアレも日本信号。
コインパーキングにあるアレも日本信号。
日本の交通に関わるものを全部作っている。
知られざる縁の下の力持ち会社なんです。
そこで今回は謎に包まれた巨大企業、日本信号の交通ビジネスを大公開!
実はこの信号機にはヒミツがあるんです!
日本中にある信号機がいつの間にか進化していた!?
いまや鉄道業界に欠かせない自動改札機。その製造ラインにカメラが潜入!
このカチャンって音が必要なんです!
この音です。
この音が必要!
というわけでナゾのがっちり会社「日本信号」。
今回は日本の交通ビジネスが丸わかりの回です!
信号の色を変える…秘密のボックス!
日本信号の交通ビジネスといえば道路の信号機!
そこで向かったのは埼玉県にある久喜事業所。
日本信号の信号機って全国にどれくらいあるんですか?
スマートモビリティ技術の青木芳憲部長、
全国に信号機が付いた交差点の数が約21万あって、日本信号社製は3割弱くらい。
「信号機の数で言うとどれくらい?」
40万機くらい!
全国におよそ127万機ある内の3分の1が日本信号の信号機。
ほかにも歩行者用の信号機やボタン一つで青信号に変えられる押しボタン式信号機など信号機まわりでがっちりな日本信号。
なかでも青木さんによると大事なのがこちらの箱。
いったいコレは?
信号機をコントロールする制御器。
どの色をどれだけの時間つけるかを制御器でコントロール。
知ってました?赤、青、黄色の信号を切り替えているのは信号機じゃなく交通信号制御器なんです。
セキュリティー上、中を見ることはできませんが、この制御器は全国の各警察署内にある交通管制センターとつながっており1年365日24時間体制で管制室から道路の状況に応じて信号灯などの切り替えができるんだとか。
信号機づくりには絶対守らないといけない大事なことがあるという!
それは、
必ず安全に壊れる。
どういうこと?
故障した時に一番危険なのが交錯する方向が青と青が出る。
まずそれがならないような形になっている。
信号機が故障して一番起きてはいけないのが交差点の信号が両方とも青と青になってしまうこと。
万が一にも起きないように故障しても赤と黄色が交互に点滅するように回路が設定されているんです。
信号業界の巨大ビジネスLED信号!
ところで皆さん、信号機業界ではものスゴいビッグビジネスがあるのをご存知ですか?
光源が電球からLED、1番大きなイノベーション。
LED式信号機。
電球式と比べても一目瞭然。
劇的に見やすくなったのももちろん、電気代も安い、しかも長持ちするとあってどんどん普及しているLED式信号機。
となると大事なってくるのが信号機の交換作業。
大忙し!LED信号交換は高さが重要!
日信電設株式会社
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「今日はこれから何を?」
日信電設の吉岡雅晃課長、
古い信号機の灯器を新しい信号機に変える作業。
もう古くてサビとかも付いているので、今流行りのLED灯器に取り替える交換作業。
この日は老朽化した信号機をLED式に交換。
全部で5箇所の信号機を取り替えます。
現場近くではすでに準備に入っている作業員の皆さん。
新品の箱から出てきたのは日本信号の最新型LED式信号機。
持ちます?
「持って大丈夫ですか?」
「軽っ!」
重さ10kg。これは従来の半分以下。
信号機の交換作業開始。
一般車両が走る中、交通整理をしながら古い信号機を取り外します。
そして最新のLED式信号機に交換。
ここで大事なチェックポイントが!
道路に対して信号機を平行にするってこと。
平行でないとドライバーが見づらくなってしまう。
なので水平器を使ってぴったり平行がとれているかチェック!
さらに黄色い棒を伸ばし始めた作業員。
これは?
地上高と言って高さを計る道具。
高さに基準があるので合わせる。
埼玉県警だと高さ5m30cm。
「各都道府県警によって高さが変わる?」
変わってきますね。
道路からの高さも規定内に収めないといけない。これも大事なポイント。
どうだ?
5m27cm。
高さを決めるまでわずか1分。
そして、
「点いた。」
無事、交換完了。
5機の信号機交換で所要時間8時間40分。
皆さん、本当にご苦労さまです。
最新型信号はカメラ付きで自動運転用!
次々に新しい信号を生み出す日本信号ですが、スゴ技をもった最新の信号機を開発したといいます。
それが、
実はこの信号機にヒミツがある!
普通の信号機にしか見えませんが…
青木さんについて行くと
こちらの映像なんですけど。
先程の信号機に内蔵されたカメラの映像。
日本信号の最新信号機は小型カメラ内蔵型。
一体、何をするのかというと交差点付近の人や車を見つけてその動きをチェックしてくれる信号機。
これがどんな所で活躍するのかというと…
自動運転を支える信号システムになります。
自動運転車が安全に走るための信号情報や危険情報の提供をやっている。
なんと車の自動運転をサポートしてくれる信号機なんです。
この日はバスを使った自動運転の実証実験とのことで、実際にスタッフも試乗して信号機がどんなサポートをするのかチェック。
その時、
赤信号を検出しました。
信号がいつ切り替わるかがバスの画面に表示された。
これは信号からリアルタイムで情報が発信されていて、それを受け取っているってワケ。
さらに交差点に差し掛かったところで「注意:横断者あり」の表示が!
信号機のカメラで捉えた横断中の歩行者がいるって情報を自動運転の車に逐一伝えてくれるんです。
実は開発が急ピッチで進む自動運転の世界で一番難しいのが交差点を安全に曲がる制御。
自動運転の車にもカメラが付いていますが、動きながらの画像認識が大変で、どうしても死角もできてしまう。
そんな目の届きにくいところを交差点の信号機ががっちりカバー。
自動運転の車が安全に走行できるようにしてあげるという仕組みなんです。
現在、実用化に向け鋭意開発中ってことで、
信号機で交通の安全を守ってがっちり!
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