厚切りステーキの価格がより手頃になります。
日米貿易協定が1月1日に発行されアメリカから輸入する牛肉などの関税が引き下げられました。
スーパー各社が早速、値下げに動き始めました。

株式会社成城石井
高級スーパー「成城石井」が展開するワインバー「ル バーラ ヴァン 52」が1月10日から始めるのが「日米貿易協定施行記念フェア」。


アメリカから輸入される牛肉の関税は38.5%から26.6%に引き下げられました。

これを使ったメニューを特別価格で提供します。
成城石井の店舗運営部、四方雄一郎エリアマネージャー、
お待たせしました。日米貿易協定セットです。

すごいですよ、お肉の量が。

アメリカ産アンガス牛の骨付きLボーンステーキ1ポンドに、同じく関税が引き下げられたカリフォルニアワイン2杯がついたセット。


霜降りの脂の部分ももちろんありますが、やっぱり赤身の旨味が際立っています。

さらに、
おいしい、肉の旨味をさらに際立ててくれる赤ワインです。

関税引き下げ前と比べてどれくらいお得になったのでしょうか?
通常5,500円相当のところ、4,980円(税抜き)でやる。

日米貿易協定施行記念フェア
さらに成城石井はスーパーでも同様のフェアを開催します。

こちらにあるのはすべて1月から関税が下がったアメリカ産の商品。

例えばワインは段階的に関税が引き下げられた後、2025年度に撤廃される見通しです。

成城石井の商品本部、服部吉宏本部長、
プレステージ カベルネ・ソーヴィニョンが1,990円から1,690円になります。


ほかにもプルーンは1袋およそ40円の値下げ。

ピーナッツは1缶あたり90円安くなります。

アメリカ産商品の種類は今後も増えていく見込み。

「アメリカ産商品を手にとる機会は増える?」

きっと増えていく。そういう機会を作っていきたい。

株式会社イトーヨーカ堂
大手スーパーでも値引きの動きが。

関税引き下げにともなう還元セール。

イトーヨーカドーは関税引き下げによる還元セールを1月12日まで開催しています。

なかでも目玉は・・・
こちらの大きなステーキ。300グラムのボリュームで価格は500円台と普段より2割ほど安くなっています。

ステーキで1,000円以下ってない。

ありがたいですよね。薄給としては。

イオンリテール株式会社

イオンでも1月9日、全国540店舗で一部の定番商品を値下げしました。

焼肉用の肉がこれまでより1割ほど安くなります。
オーストラリア産牛肉に力を入れるイオンですが、貿易協定の発行を機にアメリカ産の売上げを2割増やす目標です。

イオンリテールの釼持彰畜産商品部長、
定番商品を値下げすることで関税引き下げのインパクトを感じてもらえる。

ただ、この価格で売るのは2月末まで。

3月以降については分からないといいます。
中国をはじめ各国の食肉需要が高まり、日本が買えていたものが買い負けることもある。

引きずられてコストは上昇していくのでは。

「値段が上がる?」
その可能性もある。

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