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[がっちりマンデー]儲かる!畑違い社長!(3)[シャフト株式会社]

2020年12月6日

儲かる!畑違い社長!

シャフト株式会社

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儲かる!畑違い社長。

やって来たのは東京都調布市。

とあるマンションの一室にあるシャフト株式会社。

「がっちりですか?」

がっちりです。

いきなりでもしっかり答えてくれたシャフト株式会社の清水健太郎社長。

一見、普通のオフィスのようですが…

「何ですかこれ?」

「奥さんですか?」

そうです。私と身内です。

よく見ると写真がジグソーパズルになっている。実はこれが清水社長のビジネス!

お客さんから写真をいただいてオリジナルジグソーパズルを作る。

今10期目に入りました。

清水社長のビジネスはお客さんの写真でオリジナルジグソーパズルを作る会社。

ネットでパズルにしたい写真を送ればパズルにして届けてくれる。

記念日やプレゼントなどインテリアとして大人気!

売上も好調で年商は1億円!

そこに現れたのが奥様の敏子さん。

「がっちりですか?」

がっちり…です。

結構恥ずかしい感じですね。

新婚写真を前に一気に照れ出した清水社長。前の畑はちょっとお堅いお仕事でした。

前職は教員をやってました。

「先生ってことですか?」

はい。

清水社長の前職は先生。高校と大学でコンピューターを学ぶ「情報」の授業を担当していたんだとか。

何でまた先生からパズル会社の社長に?

子どもが2歳の時、子ども写真を使ってジグソーパズルを作って大きくなったら自分の写真でパズルをやらせてあげたいと。

当時、オリジナルジグソーパズルを作っている会社は届くまで時間がかかる、紙がペラペラ。

だったら自分で作ればいいと10年前にパズル会社を作ったのです。

今では月に1,000件もの発注を受けて、ジグソーパズルを自社でがっちりと作っている。

「スゴい!」

実はこの作り方に前職を活かした畑違い社長のがっちり戦略が!

パズルを作る時に清水社長がこだわったのはちょっと意外な所。

厚みが大事です。

社長がこだわったのはなんと厚さというのですが、

「違いがわからない。」

薄すぎるとはめた時のフィット感がない。逆に厚すぎるとはめるのが大変。

厚みはジグソーパズルの重要な要素。

パズルの楽しさ、気持ち良さを感じるためにはパチっとはまる時の爽快感が大事ではと考えた清水社長。

どのくらいの厚みなら、子どもたちが気持ちよく遊ぶことができるのかが分からない。そこで社長が行ったのが、

小学校に持って行って教材として1ヵ月間使ってもらった。

実際に遊ぶ子どもたちで調査するため、先生時代のツテを頼り、小学校で調査。

たくさんの厚さの違う日本地図のパズルを作り、社会科の授業の教材として試してもらったのだとか。

その結果、子どもたちが一番気に入った厚さがジャスト2mm。

2mm。

「1.9ミリは?」

ダメです。

「2.1ミリでも?」

ダメです。

1.95ミリでもダメです。

2ミリより薄いとペラペラで安っぽくはめた時のフィット感がない。

2ミリより厚すぎるとフレームも厚くなり重くなってします。

さらにはめる時のパチッとした感触を出すためにパズルをカットする機械も1年かけて開発。

普通、パズルを作る機械は縦も横も一度にガシャーンと切ってしまうらしいですが、適度にパチッとなる切れ目を入れるためにあえて数回に分けるカット方法を編み出したという。

こうしてこだわったパズルを最短翌日発送、遅くても3営業日でお客様にお届け!

品質の良さも評判となり年商1億円のがっちりパズル会社に成長!

最初は心配していた奥さんも今では大喜び。

2人で人生を終える頃に家内が人生をどれだけ満足したかで最後の1ピースをはめてくれるのかなと。

最後の1ピース、無くさないようにしてください。

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