11月27日は「いいふな旅の日」です。
今、この船旅、中でもクルーズ船の旅が人気です。
ここ10年の日本人のクルーズ利用者数を見てみると約4割も増加していて、2016年は24万8,000人となっています。
そして11月27日も日本の豪華客船「飛鳥II」が横浜から台湾に向かう約2週間の旅に出ました。
乗船前の利用客に話を聞いてみました。
4回目。もう虜になっちゃって。
家事をしなくていい。非日常を味わえる。夜になったらおしゃれをして、食事をして、すごく魅力的。
リピーターの方も多いようで皆さん船旅を楽しんでいます。
さらにこの飛鳥IIは2018年3月末から101泊の世界一周旅行を実施します。価格は1人330万円からと高額ですが、このツアーを2017年4月に売り出したところ約1週間で完売になるほど大反響でした。
さらに最も高いロイヤルスイート、2,625万円ですが抽選になるほど人気だったそうです。
そんな人気のクルーズ船旅行に国内の旅行会社も目を付けています。
株式会社ジェイティービー
[blogcard url="http://www.jtb.co.jp/"]
JTBの髙橋広行社長、
日本の旅行会社で初めての取り組みとなる世界一周チャータークルーズを実施する。
旅行大手のJTBは11月27日、日本で初めてとなる外国客船を貸し切っての世界一周クルーズを発表しました。
特徴的なのがその料金。98日間の旅で最も安いプランだと188万円。従来の相場の約半分だといいます。
貸し切りにすることでこの料金設定が可能になったといいます。
横浜から出発してシンガポールなど20カ国、31の都市を巡ります。
チャーターする船はアメリカのプリンセス・クルーズ社の豪華客船「サン・プリンセス」。
客室数は1,011室で最大2,000人が乗船できます。
外国船ですが日本語を話せるスタッフが約50名乗船するなど日本人向けのサービスを充実させるといいます。
クルーズマーケットはまだまだ未開のマーケット。成長分野として捉えていて会社としても力を入れていきたい。
横浜港
[blogcard url="http://www.city.yokohama.lg.jp/kowan/"]
サン・プリンセス、世界一周のクルーズの発着港となるのが横浜港です。
クルーズ船が寄港するのはどの港が多いのかランキングです。
順位 | 2014年 | 2016年 |
---|---|---|
1位 | 横浜 | 博多 |
2位 | 博多 | 長崎 |
3位 | 神戸 | 那覇 |
4位 | 那覇 | 横浜 |
2014年の時点では横浜港が1位でした。2位が博多港、3位が神戸港でした。
これが2016年になると1位が博多港、2位が長崎港、横浜港は4位に順位を落としています。
横浜港は現在、大桟橋に大型客船が同時に寄港できるのは2隻までとなっています。
11月26日も大型クルーズ船が1度に3隻も寄港したことから1隻が山下ふ頭に着岸する様子が見られました。
このためより多くの大型客船が寄港できるように2019年完成に向けて新しい客船ターミナルを進めています。
横浜市港湾局、伊東慎介局長は、
海から船からのお客様が横浜にとってかけがえのない大事なお客様。ワールドクルーズポートのマイアミなどを目標にして横浜港も整備を進めていく。