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[WBS]全国的医療ひっ迫で・・・”野戦病院”求める声相次ぐ[埼玉医科大学総合医療センター]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

8月26日の東京都の新規感染者は4,704人で1週間前よりは減りましたが重傷者の数は276人と横ばい。

依然として病床のひっ迫は続いています。

こうした中、臨時の医療施設、いわゆる野戦病院を全国に設置しようという動きが加速しています。

野戦病院は病床確保の切り札となるのでしょうか。

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埼玉県で新型コロナの中等症や重症患者を受けていている埼玉医科大学総合医療センター。

こちらの病院の駐車場に設置されたプレハブ。

中に入ると細かく仕切られた空間が。

患者を受け入れるベッドも10床設置されています。

埼玉医科大学総合医療センターの岡秀昭院長補佐。

プレハブという理由もあるし、病院の場所から離れているので"野戦病院"に該当するのかもしれません。

増加する患者に対応するため8月から運用を始めた臨時の医療施設、いわゆる"野戦病院"。

こちらの病院では症状が軽くなった患者をプレハブ病棟に移して治療に当たっています。

重症、中等症の患者の診療で私たち感染症科の医師は手いっぱい。

プレハブ病床の回復期の患者には専門外の先生たちにチームに加わって診療をやってもらっている状況。

全国的に病床が不足している今、こうした野戦病院の増設を求める声が上がっています。

新型コロナ対策分科会の尾身茂会長。

もう少し臨時の医療施設を造らないと今の状況には対応できない。

菅総理大臣は8月25日に・・・

"野戦病院"を造るべきだという多くの指摘をいただき。

緊急事態宣言地域を中心にさらに増やしていく。

去年、感染者か急増していた中国・武漢ではわずか10日程度で完成させ注目を集めた野戦病院。

日本では新型インフルエンザ等対策特別措置法に規定があり「都道府県知事は医療機関が不足し、医療の提供に支障があるときに措置しなければならない」と定めています。

これまでのところ、プレハブや既存の体育館を転用した野戦病院は全国で19施設。

厚生労働省は8月25日、都道府県に対してこの野戦病院の開設を「速やかに検討すること」を求める通知を出しました。

こうした中、8月26日に武蔵野市など都内の6つの市が東京都に対して野戦病院を複数箇所に開設することを求める緊急の要望書を提出しました。

調布市の長友貴樹市長。

自宅療養者の問題が大変危機的な状況。

野戦病院や酸素ステーション、可能性が高いものから考えるでもいい。

東京都は品川区にある東京パラリンピック向けの施設を大会終了後に野戦病院とすることなどを視野に入れていますが具体的な計画はまだ発表していません。

東京都の担当者は・・・

現状では新設の具体的な司令はない。一般論だが医療従事者が足りないなどの課題がある。

同じく医療体制がひっ迫している埼玉県の担当者も・・・

埼玉県の関本健二保健医療部長。

一番ネックなのは医療スタッフをどう確保するか。

埼玉県は人口10万人あたりの医師数が全国で最低。

コロナ禍の対応は必然的に厳しい。

「臨時医療施設をつくるのは簡単ではない?」

簡単ではございません。

医療従事者が不足する中、野戦病院のための新たな人手として注目されるのが自衛隊です。

自衛隊は医官と看護官をおよそ1,000人ずつ抱えていて、現在はその一部がワクチン接種センターの業務に従事していますが、専門家はこうした自衛隊員を野戦病院に活用すべきだと主張します。

立命館大学政策科学部の上久保誠人教授。

自衛隊は医療部隊を持っている。緊急医療の専門家。

いわゆる災害であるとか、場合によっては戦場での医療。

ある程度の素養が一般病院の医者や看護師よりもあるはずで”野戦病院”ではむしろ効率的。

上久保教授は野戦病院の設営にも自衛隊を活用できると考えています。

その手本となるのはナイチンゲール病院と呼ばれるイギリスの野戦病院です。

ロンドンにある巨大な展示場を利用したもので、設営には700人の軍隊が動員され、わずか10日で4,000床の施設を建設しました。

上久保教授はこうした大規模な医療施設を自衛隊の駐屯地に造ることを提案しています。

西日本と東日本の駐屯地に最大各4,000床までと考えたらいいのでは。

集約のメリットが出せれば合計で医師200人、看護師400人程度の派遣でいけるのではないか。

大規模であることが重要なので自衛隊派遣にはまず政府の方針が必要だと思う。

こうした自衛隊の活用について厚労省の幹部は・・・

考えられなくないが、まぁなんというか・・・ワクチン接種のように決まったことを大量に次から次にやるというのとは違う。

また、陸上自衛隊のトップは・・・

陸上自衛隊の吉田圭秀陸上幕僚長。

医官・看護官を中心とする衛生の人材を大規模ワクチン接種センターに投入している。

ぎりぎり切り詰めてやっている状況。

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