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[WBS][グリーン革命の未来]投資1兆円超!?中国の本気度[REFIRE(リファイア)]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

シリーズ「グリーン革命の未来」。

温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの流れが加速する中、今回取り上げるのは中国です。

最大の排出国だった中国はこれまでなかなか具体的な目標を示してきませんでした。しかし2020年9月、習近平国家主席が2060年までにカーボンニュートラル(脱炭素社会)を実現することを宣言しました。

その実現に向けて巨額のマネーを注ぎ込もうとする中国の本気度に迫ります。

REFIRE(リファイア)

REFIRE 重塑集团
上海重塑能源集团股份有限公司设立于2015年9月,总部位于上海,专注于燃料电池技术的研发,燃料电池系统相关产品的研发、生产、销售及燃料电池工程应用开发服务,致力于“成为技术卓越的全球化燃料电池企业,把氢能和燃料电池带入人类生活,创造地球可持续发展的未来”。

上海から車でおよそ2時間の江蘇省常熟市。

去年から走り始めたこのバスに注目が集まっていました。

上海支局の菅野陽平記者、

今バスが到着しましたが、こちらのバスは側面の後ろの方に燃料電池バスと書かれています。

水素を燃料として走る燃料電池バス。今は36台が投入されています。

実はこのバスを作っているのが・・・

トヨタの技術だ。リファイアも加わっている。

以前のガソリン車やディーゼル車に比べて乗り心地がいい。

今回、番組が注目するのがトヨタと並んでこのバスの製造に関わった「REFIRE(リファイア)」。いま急成長している企業なのです。

上海で創業して6年。

彼らが作っているのが燃料電池システムです、年間最大5,000台の生産が可能。

ショールームには車の大きさや用途に合わせて開発した商用車用の燃料電池が並びます。

リファイア製造工程部、付濤高級経理、

これはトヨタが提供してくれた燃料電池の発電部品。

この製品はトヨタが燃料電池と基幹部品を提供し、当社が組みててバスに搭載しテストを行った。

開発初期にはトヨタから技術提供を受けたといいます。

今では売り上げおよそ114億円。

中国有数の燃料電池メーカーに成長しました。

その背景にあるのが中国の脱炭素社会への取り組みです。

きっかけはこの発言でした・・・

中国の習近平国家主席、

2060年までに脱炭素社会の実現を目指す。

コロナ後の世界経済を環境に配慮して回復させ、持続可能な発展を目指す。

CO2排出量が世界1位の中国。そのトップ自らが2060年までに実質ゼロという野心的な目標を宣言したのです。

中国では去年、電気と水素どちらでも走れるユニークな二刀流バスも登場。

政府は国有企業などを通じて1兆円を越す巨額なマネーを水素エネルギーの投資に充てる見通しでインフラ整備も進んでいます。

その後押しを受けて急成長したのが燃料電池メーカーのリファイアなのです。

テレビ東京は海外のテレビ局で初めて研究開発センターの取材が許可されました。

部屋の奥では最新の燃料電池を3Dデータで確認するスタッフがいます。

量産化に向けた最終調整をしていたのです。

実験用サンプルを組み立て、量産工程の順序を決めている。

この部屋で最終チェックを受けた一部の燃料電池は現在、日本やアメリカなどで実用化されています。

リファイアは5,500万キロメートルを越す燃料電池車の走行データを保有。このデータ量は商用車用では世界一だといいます。

リファイアはバスに続き、新たなプロジェクトもスタートさせていました。

北京支局の山口博之記者、

このトラックかなりピカピカですね。

この運送会社にあったのは3月に納車されたばかりの燃料電池トラックです。

通常のトラックは牽引車の後ろの部分にスペースがあります。

一方の水素トラックは牽引車の後ろの部分に水素のタンクなどが搭載されています。

巨大な8つの水素タンクの下にあるのが発電装置です。

これはリファイアが日本メーカーの燃料電池をもとに大型トラック用として開発。

従来の同型車と比べて車体が長くなりました。

6月から始まる実証実験で使い勝手に支障がないかなど課題を洗い出します。数年後の実用化を目指しているといいます。

バスに加え、トラック事業にも乗り出すリファイア。

創業者の林琦氏はその意味についてこう強調しました。

世界で走っている大型トラックの30%近くが中国とされている。

われわれはまず中国市場で商用車用の燃料電池事業を進める。

中国で成果が出れば他の地域でも応用できる。

林氏は中国政府が今後10年ほどで燃料電池車を100万台規模で普及させる目標を掲げていることも大きなチャンスだといいます。

水素エネルギー事業にとって「黄金の10年」が始まった。

量産化を始めるには絶好のタイミング。

特に日本企業は燃料電池の重要部品で数多くの優秀な企業があり協力できる。

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