[WBS] この夏注目!軽井沢!西武と東武が手打ちして・・・

ワールドビジネスサテライト(WBS)

長野県の軽井沢。高級な別荘が建ち並ぶ一方、ホテルなどの宿泊施設も多く日本有数のリゾート地として知られています。

そんな軽井沢にいまこれまでにない特徴を持つ新たなホテルが続々と誕生し、過ごし方の多様化が進んでいます。

株式会社プリンスホテル

7月3日に開かれたのはプリンスホテルが今月新たに開業するホテルの内覧会。

従来営業していたホテルの客室をリニューアルして作ったホテルと新たに建てた戸建てタイプのホテルを開業します。

この客室は家族が別荘のように自由に過ごせることを想定し、最大6人まで宿泊できます。

そして、このホテルの最大の特徴が・・・

プリンスホテルの田中邦明さん、

プリンスホテル初の会員制ホテル。

このホテルを利用できるのは会員のみ。戸建てタイプの会員権を購入する場合、一口1,300万円掛かりますが、問い合わせは多いといいます。

別荘は到着してからの掃除や手間暇がかかるので、ホテルで培ったサービス面で掃除やメンテナンスをして、コスト面でも別荘を持つより安く滞在を楽しんでもらえる。

今回、プリンスホテルが会員を発売するために提携したのは東急不動産。

かつてプリンスホテルが属する西武グループを率いる堤康次郎氏と東急の五島慶太氏は箱根の開発で訴訟合戦になるほどの激しい競争を繰り広げてきました。

西武ホールディングスの後藤高志社長、

かつて緊張関係にあったのは相当前の話。

東急不動産が会員制事業を長年やっていて豊富な知見を持っている。

東急の知見を有効に活用させてもらいたい。

かつてのライバル、東急と組んでまで会員制ビジネスに乗り出したのには理由があります。実は会員制ホテルの市場規模は5年で3割も増加。

こうした背景の中、プリンスホテルは自社の遊休地を活用し、全国20ヵ所に会員制ホテルを広げていく考えです。

国内の富裕層の方にいろいろな形で会員制事業を提供することでプリンスホテルあるいは西武グループの良さを実感してもらいたい。

株式会社星野リゾート

実はいま軽井沢で新たなコンセプトのホテルが続々と登場しています。

星野リゾートが今年2月に開業したBEB5軽井沢。

星野リゾートといえば高級リゾートホテル「星のや」を運営しており、利用者も40~50代の裕福な世帯が中心でした。

しかし、ホテルにやって来るのは20代などの若い世代です。

20代の3人組、

35歳以下だと安いというのをみて全員35歳以下なのでせっかくだと思ってきた。

実はこちら35歳以下の比較的若い世代をターゲットにしたホテル。星野リゾートとしては初めての試みです。

宿泊料は通常1部屋1泊で繁忙期だと3万円台ですが、エコひいきプランという35歳以下限定のサービスではシーズンを問わず1室1万6,000円で宿泊できます。最大3名利用できるので1人あたり5,300円ほどで宿泊することができます。

「エコひいきしすぎでは?」

BEB5軽井沢の大塚駿亮総支配人は、

それだけ20~30代の人に旅をしてほしいという思いが表れている。

若者を取り込むための工夫は価格だけではありません。

この施設最大の特徴「TAMARIBA(たまりば)」です。

こちらは若い世代のニーズに合わせて設置した24時間自由に利用できる共有スペースです。

夜になれば、

乾杯!

夜遅くまで友人とのおしゃべりや恋人との特別な時間を過ごす宿泊客で溢れていました。

くつろげるスペースがたくさんあって、のんびり過ごせるのが一番いいと思う。

若者の旅行者数は10年で1,000万人減少。星野リゾートは若者の旅へのきっかけを作るのに軽井沢が適していると考えています。

首都圏から非常に近いのでノリで来られるのが一番。

実際に来たらたくさん遊べる場所、楽しめる場所がある。

きっかけの場所としては一番適している。