お金生む!儲かる!法則を大公開SP
殺到ホテル法則&バカ売れおもちゃ法則
続いての儲かる法則は…

たまごっち8年周期の法則。

25年前に発売され、日本中で大ブームとなったのがおもちゃメーカー「バンダイ」が作ったたまごっち。


タマゴの中のキャラクターにエサをあげたり、ウンチの世話をしたりと育てるおもちゃとしてメガヒット!

儲かる法則ピーク・エンドの法則③たまごっち8年周期の法則?
おもちゃ業界の謎…狙って大ヒット!
でも、8年周期の法則って?

たまごっちが周期8年でヒットを生んでいると言われている。

たまごっち8年周期の法則ってホントにそんなのあるのか?

やって来たのは台東区にあるバンダイの本社。

たまごっち担当の安田江利果さん、8年周期の法則って何ですか?

96年にたまごっちは発売。しばらくして在庫だらけになり、8年経って再び売れだしたのがきっかけになります。

う~ん、確かにあるようだ。

データを見てみると96年に発売された1個1,980円のたまごっちはおよそ1年で1,000万個を突破。異例の大ヒットを記録。

その人気は全世界に拡大し、3年後には年間2,000万個の売上げを達成!

ところが99年にはその勢いは突如ストップし、大量の在庫を抱えることに。

会社が傾くほど大きな赤字…

その後も全く売れなくなったたまごっち。ところが発売から8年を迎えた2004年になぜかグラフが動いた!

8年後の2004年に「かえってきた!たまごっちプラス」という商品を出した。1年間で500万個の販売をさせて頂いた。

さらにグラフが伸び続け、たまごっちの累計販売数は7,000万個を突破。第2次ブームを迎えたのだ!

その後もさまざまな進化を繰り返しながらだいたい8年ぐらいの周期でなぜかヒット!

でも、どうして8年経つとたまごっちはまた売れたのか?

肌感覚にはなるんですけど大体8年くらいでユーザーが入れ替わってブームが生まれる!

8年経つとおもちゃのユーザーである子どもが完全に入れ替る。だからたまごっちを逆に新しく感じて使ってくれるのではという安田さん。

しかも不思議なことにおもちゃにとって売れる周期がいろいろあるらしい。

例えばこちらの消しゴムを作るおもちゃ「オリケシ」は2009年に売れて、8年後の2017年に再びヒットしている。


こちらの缶バッチを作ろおもちゃ「Can!バッチgood!」は2002年に売れて、14年後の2016年に再びヒット!


もはやバンダイさんの中ではおもちゃのヒットに周期があることは当たり前というわけで…

バンダイの菅野友美子さん。
大体何年周期くらいで波が来るよ!みたいなデータが代々引き継ぎされている。

例えば5年周期で売れているおもちゃがあるとその2~3年前からお子様に直接聞きに行ったり、ネットを使った大規模な調査をして確かめている。

そろそろ売れる兆候が見えたらそこに向けて商品開発をスタートさせるんです。


実は2021年はたまごっちにとって4回目のブームが来るはずの年。

ということで安田さんたちも気合を入れて新商品を開発!

それがこちら!
最新はスマートウォッチ型になっています。

なんとたまごっちがスマートウォッチに!

子どもがしたいと思うことで初めてたまごっちでタッチパネルを採用して。

大人みたいにタッチ画面を触りたい。子どもに向けて開発した最新たまごっち。

安田さん、肝心の売れ行きの方はどうなんですか?

ここ10年で1番の売れ行き!

これは期待できそう!