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[WBS] 茨城に異色のホテル開業へ!駅ビル×星野リゾート!

2019年9月30日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

最新モデルの本格的な自転車が並んでいます。

この場所がこのニュースのポイントです。どこかというと駅ビルです。

日本で初めてという自転車をテーマにした駅ビルで来年にはサイクリングホテルも誕生します。自転車をテーマとした新たな施設を作る背景を取材しました。

プレイアトレ土浦

[blogcard url="https://playatre.com/"]

都内のホテルに自転車で現れたのは星野リゾートの星野佳路代表にJR東日本の駅ビルを運営するアトレの一ノ瀬俊郎社長。

ペダリングリゾートだ。メンテナンスから宿泊機能まで、あらゆることをワンストップでサイクリストのニーズを満たしたい。

9月30日に行われたのは両社がタッグを組んで運営する新たなホテルの発表会です。

JR上野駅からおよそ1時間。

常磐線の土浦駅にある駅ビルのプレイアトレ土浦。

その中に去年3月、オープンしたのが…

アトレの佐川綾さん、

サイクリングの拠点施設となっていてサイクリングライフを提供するショップ。

プレイアトレ土浦は日本最大級のサイクリングリゾートとして駅ビルをリニューアル。

自転車の販売・修理だけでなく最新モデルの自転車のレンタルもできる体験型の施設に生まれ変わりました。

最大の特徴は自転車用の通路。

駅ビル内のレストランやカフェにも自転車を持ち込むことができます。

利用客は、

館内は自転車で移動しやすい環境。他の駅とは違う。

星野リゾート BEB5 土浦

そして駅ビル開発の総仕上げとして来年3月19日に開業するのは星野リゾートが手掛けるホテルです。

今回のコンセントは、合言葉は「ハマる輪泊」。

テーマは輪泊。

自転車に乗ったままチェックインできる他、愛車を持ち込んで一緒に泊まれる客室も設けています。

ホテルを開業するのは駅ビルの上層階。

なぜここまで自転車にこだわるのでしょうか?

北に筑波山、東に霞ヶ浦、日本最長のサイクリングコースが整備されている。

全長180キロメートルのサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の結節点が土浦駅なのです。

自転車を核とした体験型のコト消費を売りに広域からお客様を呼び込む狙いがあります。

土浦駅は1回だいぶさびれて寂しい思いはしていた。

他にはない取り組みだと思うのでとてもいい。

土浦駅の駅ビルは駅の乗車人員が減少したことなどから売上が低迷。

プレイアトレ土浦開業前の2016年にはピーク時のおよそ6分の1に相当する20億円まで売上が落ち込んでいました。

ジリジリと厳しい環境に置かれていることは間違いないので。

土浦くらい落ちてしまうと大胆な変革をやってみようと。

一方、星野リゾートは都心から近い立地を武器に気軽な旅の需要を取り込みたい考えです。

私たちはコンセプトを「居酒屋以上旅未満」と呼んでいる。

手軽な旅行を提案することで新しい旅のかたちを作っていく。

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