スポンサーリンク

[WBS]深刻化する半導体不足!出回る「偽造品」その実態[沖エンジニアリング株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

供給不足が続く半導体。影響は今も続いていて、大手自動車メーカーではマツダが山口県の工場を10日間停止するほか、三菱自動車も2つの工場で減産する見通しです。またスズキやスバルもそれぞれ2つの工場を一部期間停止することが明らかになりました。

多くの業界で半導体不足が深刻化する中、なんとか半導体を調達しようとした企業が偽造品を掴まされるというケースが出始めています。

沖エンジニアリング株式会社

信頼性評価と環境システム&ソリューションのOKIエンジニアリング
OKIエンジ二アリングはエンジニアリングエキスパートとして信頼性評価、環境システム技術、計測技術など各分野の専門技術をベースに、独自性のあるスピーディなエンジニアリングサービスを展開。お客様の多様なニーズに対応したサービス・サポートソリューションを提供いたします。

長野県佐久市にある半導体専門商社の物流センター「コアスタッフ長野物流センター」。

午後3時すぎ、スタッフが出荷作業に追われていました。

「ばたばたしている?」

コアスタッフの戸澤正紀社長、

ちょうどこの時間が出荷前の一番忙しい時間帯。

半導体は注文してから入手まで数ヶ月掛かっていて、在庫を奪い合う状況だといいます。

この商社では1年前に比べて取引量は4割増え、売り上げも倍増しています。

しかし、同時にある問題が起きていました。

取り出したのはメーカーから特定の型番の注文を受けて海外から取り寄せた半導体。

しかし、袋には「ギゾウ」の文字が・・・

正規品ではなかった。

製造した年、「08年」が消され、「16年」と新たに書き加えられた跡があったことが分かりました。

海外から来た偽造品や粗悪品は増え続けているといいます。

毎月偽造品が検出される状況が続いている。特に3~4月以降が爆発的に件数が増えている。

半導体は通常、半導体メーカーの正規の代理店を通じて調達。

しかし、半導体が手に入りづらくなった今、正規ルートではないインターネットの通販で購入したりするケースが増えているといいます。

こうした偽物を掴まされた医療機器メーカーは苦しい胸の内を明かします。

国内正規店からの御紹介で中国から購入した部品です。

市場購入はネットが中心で各社、常に検索している状態。市場購入はネット等でサイトで発見した瞬間に押さえないと無くなってしまいます。

正規代理店にも無いですから、見つけたら購入するしかないのです。

業界団体「電子情報技術産業協会」はかねてから模倣品について注意を呼びかけてきました。

ただ、偽物の半導体はルネサスエレクトロニクスの火災があった今年3月以降多くなっているといいます。

偽造品とはどんなものなのか。

半導体の精度検査を手掛ける会社を訪ねました。

沖エンジニアリングの信頼性ソリューション事業部、高森圭事業部長、

正規ルートでない流通品の品質、良品か模造品か確認したい声が去年10~11月ごろからかなり上がってきた。

これまでひと月に数件だったが今月だけでも30件くらい問い合わせをもらう。

外観は同じでもX線を当てると中の回路がまるっきり違うことも・・・

さらに電圧を加えたり、レーザーで削ったりするとまったく電気を通さないものや別の半導体メーカーのロゴが現れるものもあったといいます。

軽度の欠陥としては電源が入らない、誤動作してしまうが、一番問題なのは誤動作の状態で使用し続けてしまうと発煙、発火という問題につながる。

人命に関わるような高信頼性を求められている。きちんとした検査が重要。

沖エンジニアリングは先月、半導体に特化して本物かどうかを確かめるサービスを事業化しました。

特に医療関連メーカからの問い合わせは4割も増加。新型コロナの影響もあったと見ています。

こうした偽物の数々はどこから来ているのでしょうか。

今回、ある業者から偽造品を送ってきた仕入れ先のリストを特別に見せてもらうと、大半が中国からとなっていました。

実情を知る中国の業者に電話をすると・・・

今は半導体市場が加熱している。

古い備品や使用したパーツを回収し、作り直して市場に出している。

本物の新品と同じ価格で売りつけているよ。さもないと偽物と疑われるからね。

半導体不足で引き起こされる偽造品の問題。需給の改善がすぐに見込めない今、こうした問題はしばらく続きそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました