コロナ禍で新たな生活様式が定着する中、家を留守にした日数分家賃を値引きしてくれるという新たしい賃貸マンションが6月25日に東京・渋谷に誕生します。
一体どんなマンションなのか取材してきました。
東急株式会社
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東京・渋谷駅から徒歩3分の場所にある東急のマンション「リレントレジデンス渋谷」。
明日から始まる新しいかたちのお部屋、一体どんな様子なのか中を見てみます。
広い。ワンルームなんですね。清潔感もあってオシャレなお部屋です。
間取りは37平方メートルのワンルーム。家具や家電など全て付いて家賃は19万9,000円です。
東急の沿線開発事業部、小池和希さん、
新しいポイントとしては外泊すると家賃が下がる賃貸住宅。
入居者は外泊する日の3日前までにアプリで申請。1日あたり6,000円、1月に最大15日間分値引きされます。
この部屋の場合、最大で10万9,000円になり、家賃は半額近くに。
今まで固定費だったものが変動費になる仕組みがこの物件のメリット。
入居者が留守の間、この部屋はホテルとして一般のお客様に貸し出します。
そのため服や靴など持ち歩かない荷物を入れておく鍵付きの収納が12ヵ所設置されています。
ホテルとしての利用が終わった後は業者による清掃も。
また玄関は専用アプリを使ったスマートキーになっていてセキュリティー面でも安心して利用できる仕組みになっています。
ライフスタイルが変化してきていて二拠点生活であったりとか、旅をするように暮らす人がターゲットの物件。
では一体、どのような人が利用するのでしょうか?
この物件に入居予定の濵田将彰さん、
コロナでそのあとにフルリモートの生活になった。
東京に1ヵ月はいないので短く滞在できるところが良くて選んだ。
エンジニアとして働く濵田さん、コロナの影響で仕事がすべてリモートになったこともあり、去年から千葉県の南房総で憧れの田舎暮らしを始めました。
しかし、友人などの多くは東京に住んでいるため月の半分程度は東京に行く二拠点生活をしています。
ホテルは自分の荷物を置けない。
シェアハウスも考えたけれど人がいるところは好きじゃない。
一人の空間が確保されていてプライベートなものも置けて、1ヵ月家にいなくていいというのが合致した。
今回、東急と組んでこの物件の管理運営を手掛けるのはベンチャー企業のユニットです。
渋谷のほか都内3ヵ所で二拠点生活者向けの物件を運営しています。
今後、こうした動きは広まるのでしょうか。
ユニットの近藤佑太朗代表、
ライフスタイルの変化や仕事の多様化は今後もどんどん進んでいく。
「必要なときに必要な文だけ使える家」を新しい文化にしていきたい。