[WBS]アメリカの若者に大人気!?80’sの車が熱い!

ワールドビジネスサテライト(WBS)

アメリカではローン金利の上昇などで新車販売の勢いが減速しています。

しかし、そうした中でも80年代から90年代頃に製造されたネオクラシックカーと呼ばれるちょっと懐かしい車の市場が盛り上がりを見せています。

特に注目を集めていたのが日本のバブル時代の車でした。

RADwood(ラドウード・カー・ショー)

アメリカ南部、テキサスの州都オースティン。

ここで2月23日、一風変わった自動車ショーが開かれました。

並んでいるのは参加者の愛車およそ500台。

80年代から90年代だけの車だけが集まり、当時の音楽やファッションを楽しむ新しい形の自動車ショーです。

車だけでなく参加者のファッションも80’s。

ファッションや当時の携帯電話などの小物まで用意する懲りようです。

2017年から始まったラドウード・カー・ショー。

去年はアメリカ国内で5回開催されましたが、今年は日本やイギリスにも進出し、合わせて12回行われる予定です。

この人気イベントの仕掛け人は1984年生まれのセルバンテス・アートさん。

年々規模が拡大しています。

このショーへの協賛にトヨタが興味をもってくれています。

ホンダとは最近パートーナーシップを結びました。

日本車

大手メーカーも注目するこのショーで最近特に人気を集める車が・・・

日本のバブル時代に発売された日本車です。

クラウンだよ。内装は最上級だし、部品の状態も良い車だよ。

25年以上前のクラウンをおよそ165万円で買ったといいます。

会場にはほかにも懐かしい日本車が目立ちます。

日産ローレルに、82年の三菱パジェロ、参加した車の25%がバブル時代の日本車です。

さらに軽自動車も人気です。

大きな体にはちょっと窮屈そうですが・・・

車体が小さいから自分が巨人になったみたい。

運転するのが楽しい車だよ。

なぜいま懐かしい日本車が人気なのでしょうか?

80年代を経験したかったよ。車は箱型でかっこいいし。

右ハンドルなんて珍しいから良いよね。

日本のドリフト走行のショーなどをネットで見て育ったから好きなんだ。

実際、どのくらい売れているのか?

ジャパニーズ・クラシックス

バブル時代の日本車を扱う専門店「ジャパニーズ・クラシックス」を訪ねました。

こんにちは、クリスです。

8年前からビジネスを始めたというクリス・ビショップさん。

日本から輸入し、整備した車を主にインターネットを通じて全米に販売しています。

この車は日本から届いたばかりで、これからエンジンなどをチェックします。

アメリカには排ガスなどの厳しい規制がありますが、25年以上前の車はクラシックカーとして規制の対象外に。

改造車でも合法的に乗れるのです。

月に35台ほど売れるというこの専門店。

さまざまな車種を揃えています。

「車は何台ある?」

30台の在庫を確保しています。

「今一番の人気車種は?」

日産スカイラインです。ここにも数台ありますよ。

有名なオークションでは92年の日産スカイラインGT-Rが1,000万円近い値で落札されるほど価格が急騰しています。

入手が困難で改造車でも売れるといいます。

意外な車も人気です。

ビジネス向けの需要が高いです。目立つので宣伝効果があるのです。

軽トラックが売れているのです。

価格は80万円ほどですが人気は上々だといいます。

さらに売れ筋が・・・

この車はきのう日本から届いたばかりです。

キャンプや旅行好きの20代後半から30代前半の人に人気です。

ワンボックスカーが売れているのです。

ビショップさんは25年前のトヨタ・ライトエースを120万円ほどで販売する予定ですが、1~2週間で売れると見ています。

アメリカでは年式が古い車ほど車両税が安くなる。

日本はその逆で古いほど税金が高い。

アメリカは維持費も安いのでこうした車が売れるのです。

日本では一線を退いたような車がいま、アメリカの若者の心を掴んでいるようです。

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