育児休業、育休を巡るニュースです。育休というと女性が取るというイメージがまだまだ強いのではないでしょうか?
こうした中、なかなか増えない男性の育休取得を義務化して増やそうという動きが広まっています。
育児休暇
「男性の育児休暇?」
制度としてあればいいけど僕はいらない。仕事優先です。
体育会系の会社なので育休は取りにくい。
休みだからってプータローは困る。
協力してくれる男性ならいいけど。
現在、男性の育児休業の取得率はおよそ5%。政府の掲げる2020年までに13%という目標には程遠いのが現状です。
自由民主党
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こうした状況を受けて5月23日、ある議員連盟の準備会合が開かれました。
その名も「男性の育休『義務化』を目指す議員連盟」。
自民党の松野博一元文部大臣、
男性が育児に参加するという男性、企業、社会の意識改革が第一の目標だ。
男性が育休を取りやすい環境を整えることが少子化対策にもつながるといった議論がなされ6月5日、正式に議連を立ち上げることを決めました。今後、議員立法の提出も視野に活動していきます。
株式会社三菱UFJ銀行
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こうした中、企業も動き出していました。三菱UFJ銀行です。
今月から男性社員がおよそ1ヶ月の育休を取ることを強く後押しする制度を導入したのです。
三菱UFJ銀行の人事部ダイバーシティ推進部、三好志保室長、
男性社員が要望通りに育休を取得できるかが管理職の評価項目に入っている。
これまでも男性社員の育休制度を設けていた三菱UFJ銀行。しかし、取得率は8割を超えていたものの平均取得日数は2.5日に留まっていました。
これを10倍に増やそうという試みですが、そのことはかえって会社の生産性向上にもつながると考えています。
男性育休を取得できる風土、チーム作りのため効率的に仕事を回す。
それが最終的に企業の発展、強い銀行につながっていく。