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[WBS] 東京大変身!日本橋に70年ぶりの青空復活へ

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新たな開発が進んでいる東京・日本橋。

まずは日本橋の位置を確認しておきましょう。東京都心部の地図ですが、東京の西側には新宿や渋谷があります。日本橋は東京駅のすぐ東側にあります。

この日本橋を詳しく見ていきましょう。三越や高島屋といった老舗の百貨店や日本銀行や東京証券取引所などがあります。

そして江戸時代の日本橋は商業の中心地として最も栄えた街でした。

令和のいま日本橋では大規模な再生プロジェクトの第3ステージが始まります。カギとなるのは70年ぶりの青空です。

日本橋

全国の国道の始まりとなる場所が日本橋。

現在の橋は1911年に架けられた20代目で国の重要文化財にも指定されています。

しかし、

高速道路の下に来ましたが、ここに来るとかなり暗く感じます。

橋の中央にある街灯も先端よりも低いとろこを高速道路が走っています。

1年半先に迫ったオリンピックに間に合わせようと工事が急がれています。

前回の東京オリンピックを前に整備された首都高速道路。

土地取得の手間が省けるとして日本橋が架かる川の上に道路が建設されました。

中村胤夫さん

当時の様子を知る人に話を聞きました。

1961年に入社した三越で社長まで務めた中村胤夫さんです。

名橋「日本橋」保存会の中村胤夫さん、

国がやる大きなイベントの一つとしてやるとみんな何となく受け入れた。

しかし、空が見えなくなったことについては、

薄暗くて環境が変わっちゃった。

圧迫感があるから「これは想像していた状態を違う」と。

こうした中、1年前に日本橋を含む首都高速道路1.2キロの区間が地下に移設されることが決まりました。

着工は来年の五輪以降で、完成までにはさらに10年から20年かかる見込みます。

ただ、中村さんは青空が戻るだけでは日本橋の復活には不十分と考えています。

高速道路だけ取ってもどうってことない。やはり街が生まれ変わらなくちゃならない。

新しい日本橋を見られるかわからないけれど。

三井不動産株式会社

[blogcard url="https://www.mitsuifudosan.co.jp/"]

高速道路を地下に移すのと連動した再開発を計画しているのが三井不動産です。

三井不動産の菰田正信社長、

日本橋は豊かな水辺を再生することで水都・東京の中心的な役割を果たしていく。

これまで三井不動産は商業施設の開発や江戸時代の風情を残した日本橋の街づくりをリードしてきました。

次に目指すのは「水の都」です。

首都高の地下化が実現すれば青空を取り戻した日本橋の川沿いは明るい街に。

そこには商業施設や広場、オフィスなどを建設します。

さらに日本橋を東京の様々な街を船で結ぶ舟運の拠点にする計画も。

代表的な観光地である浅草や日本の玄関口、羽田空港方面へとつなげ、水の都として新たな起点とする狙いです。

東京の大動脈が日本橋に一つできる。非常に大きな効果があると思う。

また、かつての江戸時代の輝きを取り戻す日本橋を目指すといいいます。

江戸時代は日本橋が日本の中心であったが、これだけグローバル化をしているので日本橋で生まれた新しいものが世界に向かって飛び立つ街にできればいい。

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