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[WBS][緊急事態宣言下で・・・]中小企業を守る「永久ローン」![株式会社ルケオ]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

シリーズ「緊急事態宣言下で・・・」。

新型コロナで大きな打撃を受けている中小企業をどう支えるかにフォーカスします。

日本が世界に誇る技術を守るため、国を挙げての新たな支援の形が必要とされています。

株式会社ルケオ

株式会社ルケオ|偏光板(POLAX)・波長板・歪検査器・光学部品、光学機器の製造・販売 メーカー
偏光板(POLAX)・円偏光板・波長板・その他光学部品や歪検査器・光学センサー等の光学機器を自社にて製造・販売するメーカーです。偏光板(POLAX)・波長板・歪検査器・光学製品、光学機器に関するお問合せは株式会社ルケオおまかせください。

緊急事態宣言が月末まで延長されることになった東京・下町の街角に中小企業の社長、吉村健太郎さんがいました。

その会社が3代続く町工場です。

シャッターを開けるのは実に10日ぶり。臨時休業せざるを得なかったのです。

ここは作業場。

初めてこんなに長く休んでいる。

社員の安心と安全のため、感染したら大変なので。

吉村さんの会社「ルケオ」は光学関連の商品を製造。

独自の技術で作る特殊フィルムを使った偏光板などが産業用、医療用で世界の4大顕微鏡メーカーが採用しています。

歪検査機は1台およそ500万円。

光を透過させ製品の歪みをなんとナノ単位で計測します。世界中のメーカーや研究機関にとっていまや欠かせない装置。

小さな下町の工場が世界を支えているのです。

売上は順調に伸び、年商5億円に到達。従業員も39人まで増やしさらなる飛躍を目指していた、そんな矢先でした。

新型コロナの影響で売上が激減、一時は通常の半分ほどに落ち込みました。

今までは売り上げが下がるとみんなでなんとか動こうとなるがコロナの影響でできない。

売り上げが下がっているときに動けない。

本当にこんなに苦しい、大変だと実感している。

2月以降は資金繰りに奔走。

日本政策金融公庫の貸付を利用。

他にも商工中金など合わせて数千万円の資金を4月末までに確保しました。

しかし、先が見えない中、

コロナが長引いて売上が下がり続けると、どんどん苦しい状況になる。

返済が重荷になってくる。

国などが用意した支援策のほとんどはつなぎの融資。当座の資金繰りで事実上、借金が膨らむだけなのです。

日本の製造業の99.5%が中小企業。世界に誇る技術力は守れるのか。

株式会社横浜銀行

横浜銀行|個人のお客さま
横浜銀行のホームページです。口座開設、定期預金、投資信託、外貨預金、保険商品、401k、インターネットバンキングなどのご案内。ホームページから、口座開設やインターネットバンキングのお申込も可能です。

地銀大手の横浜銀行は5月から融資とは異なり、資本面から新型コロナ対応の支援を開始しました。

それが「劣後ローン」。返済を一番後回しにでき、借金ではなく資本金の一部とみなされるのです。

今回は最大15年、元本返済の必要がなく業績悪化時は金利が下がり、業績が回復すると通常金利になるというもの。

横浜銀行の営業戦略部、秋原彰さん、

劣後ローンは資本に近い形。

企業が利益を上げたとき株の配当を支払うようにローンの金利で実現する。

そこには地銀としての役割が。

劣後ローンは金融機関としてリスクを取り、地域経済を支える踏み込んだスキーム。

山口義行名誉教授

劣後ローンの必要性を訴えているのが中小企業の経営に詳しい立教大学の山口義行名誉教授。

さらに踏み込んだ永久劣後ローンを提唱しています。

永久劣後ローンと劣後ローンの違いは「永久」はいつ返すか自分で決められる。

借り手が決められる。

代わりに金利を払い続けるのが永久劣後ローン。

株に近い、配当を払うのと同じで金利を払っていればいい。

政府、日銀の役割については、

銀行が永久劣後ローンを企業に貸したら、その債権を政府や日銀のお金で買い上げる買取機構を作る。結局は政府や日銀の公的なお金が地方の中小企業に資金注入される。これを思い切ってやらなければいけない。

新しい仕組みで対応すべき。

吉村健太郎社長

そして5月中旬、町工場「ルケオ」が再開の日を迎えました。

この先どうなるか分からないが力を合わせてこの状況を乗り切っていきたい。

吉村社長、従業員全員の雇用を維持し、危機に向かっていく決意を告げました。

しかし、確保できた資金はおよそ半年分。これ以上の借金は避けたいところです。

いま期待感をにじませるのが・・・

永久劣後ローンはすごく斬新。中小企業には絶対必要だ。

今まで生き残ってきた中小企業は粘り強い。

永久劣後ローンを活用すれば将来は日本に恩返し、貢献できる。

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