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[WBS] 「マズイもう一杯」の会社!ケールで大変身!?

2019年10月16日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

青汁を苦いと思っている方は多いと思います。その苦さのもとになっているのがケールという野菜です。食物繊維やビタミンCなどを多く含んでいてスーパーフードとして注目を集めています。そのケールがいま従来のイメージを変える進化を遂げより広い分野で活用され始めています。

キューサイ株式会社

[blogcard url="https://www.kyusai.co.jp/"]

かつて「マズイもう一杯」という青汁のCMで知名度を得たキューサイは10月16日、ある意外な発表を行いました。

キューサイの神戸聡社長、

「青汁の会社」からの脱却を目指し、青汁事業からケール事業へかじを切る。

青汁の会社からケールの会社へ。ブランドの大転換を決断した理由は…

キューサイと聞くと「青汁の会社でしょ」。

若い世代に自分ごととしてキューサイを捉えてもらえない現状。/p>

青汁愛好者の高齢化が進んだことで現在キューサイの顧客のおよそ80%が60歳以上。その若返りを狙っているのです。

そのための一手が、

ケールの形態にとらわれない発想から生まれた新しいスキンケアブランド「スキンケールド」。

ケールが持つ保湿成分を配合した化粧水。30代から40代の女性がターゲットです。

今後はケールを使った商品を幅広く展開していくといいます。

ケールを日常生活の一部にしていく。

化粧品や青汁だけではなくさまざまな形に展開できる。

展開していかなくてはいけない。

株式会社ALL FARM

[blogcard url="https://www.allfarm.co.jp/"]

実はいまケールの需要が高まって来ています。

見えてるネットのところは全部ケール。

こちらは千葉県にある野菜農場「在来農場」。

現在、およそ3万株のケールを栽培しています。無農薬・有機栽培にこだわっています。

瑞々しい。苦くないです。甘みもあって水分が溢れていて食べやすい。

この味を実現させているのが土。

肥料が多すぎず少なすぎずバランスが取れているため苦味が少ないケールを栽培できるのだといいます。

現在生産量は月に1.5トン。5年で50倍になりました。

ここで収穫されたケールは都内にある直営の野菜レストランに届けられます。

ここでの一番人気が…

ケールサラダです。

生のケールにドレッシングを和えただけのものですが、ほぼ全てのお客様が注文するといいます。

さらに、

乾杯!

こちらはケールのジュースとビールを使ったケールビール。

この2つがこの店の人気商品となっています。

全然苦みがない。本当に生のケールですがおいしい。

前にケールを食べたときはもっと苦い気がした。

柔らかくて食べやすいって感じ。

いま消費者に受け入れられ始めているケール。チャンスが広がっているといいます。

ALL FARMの古森啓介社長は、

店だけでなく物販やオフィスにも届けていけたら。

ケールはこれからも生産を多くしていきたい。

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