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[WBS]木材で作る「新素材」活用!世界初の”夢の技術”公開[京都大学生存圏研究所]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

国内最大級の環境展示会「エコプロ2021」が12月8日から都内で開幕しました。

この展示会で注目されていたのが木材からできた再生可能な新素材です。会場ではこの素材を使った世界初となる夢の技術も公開されました。

国内最大級の環境展開幕!

鉄より強度5倍”木のクルマ”

人だかりの先にあったのは1台のスポーツカー。

この車体、一見鉄のように見えますが実は・・・

京都大学の生存圏研究所、臼杵有光特任教授。

これは木をどんどん細かくして得られる「セルロースナノファイバー」をいう素材で作ったクルマ。

なんと木でできたクルマなんです。

サンルーフとバックドアのガラスにも「セルロースナノファイバー」が入っている。

通常のガラスよりも半分以下の重さで色も透明になる。

セルロースナノファイバーは木材繊維を分子レベルに微細化したもので、鋼鉄に比べて重さは5分の1ですが強度は5倍もあります。

車体にセルロースナノファイバーを使うことで大幅な軽量化が可能になり、燃費効率が上がるといいます。

実用化に向けて走行実験も行われていて、長時間の高速走行にも耐えられるといいます。

今後の展開について臼杵特任教授は・・・

すべてがこの材料でつくったクルマはないかもしれないが、部分部分あるパーツごとでこの素材を使ったクルマが数年先には出るだろうと予想している。

セルロースナノファイバーはすでに身近な製品に利用し始めています。パンをふわっと仕上げる食品添加物のほか、消臭・抗菌につながる作用をもたらすことからおむつなどにも使われています。

夢は無限大”木の電池”

そしてセルロースナノファイバーにさらなる光が・・・

日本製紙が世界に先駆け実用化に向けての実験を成功させたのが木の電池です。

ジェル状にしたセルロースナノファイバーを電極となるアルミ箔にはさむと電子が蓄えられます。

それをLEDにつなぐと見事に点灯。

光っていたのはわずか7秒ですが・・・

日本製紙の富士革新素材研究所、野々村文就所長。

本当に光るんだなと、非常にうれしく思った。

例えば携帯電話などに使われているリチウムイオンにはレアメタルの材料が使われ、資源に限りがあります。しかし、セルロースナノファイバーの原料は地球に豊富にあり、再生も可能です。

電池化にはまだ乗り越えなければいけないハードルがある。

「実用化は?」

目標は2030年。

その中間として2025年の大阪万博でプロトタイプ的なものを出展したい。

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