スポンサーリンク

[モーニングサテライト]「大浜見聞録」薬局であなたの悩みを聞きます!街の保健室を目指す[株式会社カケハシ]

モーニングサテライト

シリーズ「大浜見聞録」。

今回は薬局に注目します。全国の調剤薬局は6万店とコンビニよりも多いです。

それに加えてドラッグストアも増えていて、また新型コロナをきっかけにオンラインの服薬指導も前倒しになっていて経営環境はある意味厳しくなっています。

そんな中、国家資格でもある薬剤師の能力をもっと活用して競争に勝ち抜こうと新しいサービスを活用する薬局が出てきています。

株式会社カケハシ

株式会社カケハシ - 日本の医療体験を、しなやかに。
調剤薬局向けクラウド電子薬歴「Musubi」を展開する株式会社カケハシ。日本の医療を未来へとつないでいくために、私たちはさまざまなサービスを通じてしなやかな医療体験の確立を目指しています。

内科クリニックのそばにある門前薬局「わかば薬局 大津店」。

薬の準備が完了。お客様が呼ばれ薬の説明。

検査結果、良い数値ですね。

会話の始まりは血圧の話。一方的な薬の説明ではなく患者の症状に合わせて話をします。

薬とは関係のない健康相談のような会話も。

膝が痛いとおっしゃっていたのでストレッチするなら・・・

ストレッチは毎日、寝る前にやっている。

薬剤師とお客様の距離を縮めているのは窓口のタブレットです。「Musubi」というシステムで全国数百の法人が導入しています。

開発したのは2016年創業のカケハシ。

薬剤師が患者に寄り添った情報を提供するためさまざまな仕掛けがあります。

システム上に処方歴など患者の情報を集約します。

タップすると患者への説明画面に。薬の種類や量の変化が表示され患者の状態に沿った説明ができます。

わかば薬局の管理薬剤師、北代玲子さん。

「薬が減ってますね」「増える話聞いてないです」とか会話の糸口になる。

会話で聞き取った情報もシステムに蓄積。生活習慣に関する情報を入手できるとさらに患者に合わせた説明ができます。

こちらは尿酸値を下げる薬の説明をする画面。患者に関連のあるものをシステムが分析し表示します。

中尾豊社長

この患者さんがコーヒーを良く飲むということがMusubiのデータの中に入っている。コーヒーを飲むなら利尿作用がある。水を飲むことを意識して欲しいという話になる。

さらに生活習慣のアドバイスをすることで会話の促進につなげています。

薬局を出た後もケアは続きます。使うのはLINEを使ったシステム。

患者のスマートフォンに薬に合わせた質問が飛びます。

回答内容をシステムが分析。ケアが必要な患者の情報が薬局の管理画面へ。

副作用が出る恐れがあるタイミングで薬局からメッセージを送ります。

ひと月に1,000人の患者がいたら誰が何に困っているかわからない。

困っている患者をすぐにケアできる状況をテクノロジーで作った。

患者の情報が集まれば医師との連携もしやすくなります。

特定の果物と相性の悪い薬を飲んでいる患者に関する報告。

他の薬に替えることを提案。

こうしたサービス、患者に追加の費用負担は発生しません。システムの導入は薬局の経営にどのような影響があるのでしょうか。

わかば(薬局の運営会社)の杉本修康取締役。

内科の処方箋を持ってくる患者が整形外科や耳鼻科の処方箋を持ってくる。

来店頻度が劇的に上がった。

新たな薬の売り方も登場しています。

カウンターを隔て一般の薬局では見かけない椅子が置いてあります。

調剤薬局と何が違うのでしょうか。

セルフケア薬局新宿店の佐藤輝典店長。

処方箋がなくても薬を購入することができる。

医薬品には病院で処方される医療用医薬品と一般用医薬品があります。

医療用医薬品の数はおよそ1万5,000種類。そのうち半分は処方箋なしでも薬剤師が販売することができます。

零売といわれ対面販売などを行うなどの条件を満たせば一般への販売が可能です。

「ちょっと風邪っぽいという状態で処方箋なしで訪れると?」

風邪の諸症状を抑える総合感冒薬「PL配合顆粒」。

喉の痛みや腫れを取るトラネキサム酸。

その他、痰や咳を抑える薬。

これらは病院でよく処方されるもので効き目が強いものもあります。

病院との違いは・・・

抗生物質をの販売はできない。

抗生剤が必要と見受けられる場合は薬を出さず病院の受診を勧めます。

その他、利用者が多いのが抗アレルギー薬です。症状に合わせ最も適した薬を勧めることが可能です。

1日1回、眠気が少ない、いろいろな種類をニーズに合わせて販売。

気になるのが値段。零売は保険が効かないため利用者が全額負担します。

解熱鎮痛剤として知られるカロナールは10錠でおよそ500円。

先程の風邪薬は3日分で2,000円ほど。

しかし、病院での受診料や薬局での技術料が不要のためトータルではほぼ同じ価格になる傾向があります。

薬を手にするまでの時間は10分ほど。納得できるまで相談できるのが特徴です。

病院で同じ薬をもらうより手っ取り早い。

病院が混んでいる。コロナの関係で。

さらに今増えているのがビタミン剤や漢方を求めるお客様です。

ドラッグストアなどで販売しているものよりも作用が強いものが多く、じっくりと相談できるためリピーターも多いそうです。

薬局を運営するGOOD AIDは零売を行う薬局を30店舗ほど展開。全国に広めようとしています。

GOOD AIDの小瀬文彰取締役。

薬剤師に病院受診の相談や薬の購入・健康相談など"街の保健室"がコンセプト。

薬局を街の保健室に変えようという動き、薬剤師の能力をフルに活用し、患者にどこまで寄り添うことができるかにかかっているようです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました