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[WBS] のぞみ増発 毎時12本へ!ダイヤ改正の心臓部に密着![東海旅客鉄道株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

東京-大阪を結ぶ東海道新幹線。

新型コロナウイルスの感染拡大で現在は利用が落ち込んでいますが、1日に48万人が利用する日本の大動脈です。

3月14日(土)のダイヤ改正でのぞみが1時間あたり最大で10本から12本へ増発されます。

これまで6分に1本と世界最大の頻度でしたが、これをさらに5分に1本にまで縮めます。

秒単位で時間を削り出す時間短縮の秘策とその狙いをWBSが独占取材しました。

東海旅客鉄道株式会社

JR東海 Central Japan Railway Company
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午前6時、石田総裁がテープを切り、ひかり1号は東京駅19番ホームをスタート。

前回の東京オリンピックが開かれた年に開業した東海道新幹線。

半世紀以上が経ったいま高速鉄道として世界で最も高い頻度で運行しています。

新幹線はよく来る。通勤電車感覚。

イギリスに住んでいるが10分遅れるのは当たり前。

正確、しかも頻度が高い。

JR東海はその本数をさらに増やそうとしています。

東海道新幹線の心臓部にWBSのカメラが入りました。

ダイヤの検討会議

新幹線の運行を司る総合司令所の一画で行われていたのはダイヤの検討会議。

7月25日ですが東京五輪の競技が始まる。

見ていたのは東京オリンピックの競技スケジュール。

ボクシングは両国国技館でやる。

11時と17時の競技開始に目がけて上り新幹線の流動が9時35分ごろから始まる。

なんとボクシングの観客のうち630人が新幹線を利用すると細かく想定していたのです。

季節や曜日に加えて沿線で開かれるイベントなどから利用人数を予測して作成するダイヤ。1日として同じものはありません。

ダイヤ作成の責任者を務める辻村厚副本部長。

例えばアイドルのコンサートがあると当然行く人が増える。

その時には臨時列車を設定する。

のぞみを1時間に2本増やす狙いはどこにあるのでしょうか?

1本の定員が約1,300人。1時間あたり2,600人が乗れる。

片道に2本増やせれば上下線でおよそ5,000席を増やせます。

そのワケがこちら。混雑する金曜日の夕方などは普通車の指定席が全てバツ印。満席です。

いわゆる品切れ状態。

欲しい時間帯の欲しい席を提供できなくなる。

提供するためには○の状態を作るのが大事。

すでに高い頻度で走るのぞみ。さらなる増発の実現にはある秘策が。

のぞみ増発の秘策① 時速285kmへスピードアップ

こちらは現在の主力、最高時速が285kmのN700Aタイプ。

N700Aの性能を発揮できるようなダイヤ構成。

これまで速度性能が劣る700系も走っていましたが今回のダイヤ改正で引退させることに。

全ての車両をより速いN700Aに統一することで、運転の頻度をさらに高めることができます。

のぞみ増発の秘策② 出発早める新装置

東京駅には東海道新幹線のホームが14番線から19番線まで6つあります。

しかし、ホームから出入りする線路は上下線で1本ずつ。

ポイントの切り替えと列車の出入りをさらに効率よくする必要がありました。

そのため新たに開発した装置があります。

予告表示灯の「ヨ」。

「ヨ」とは予告のヨ。ポイントの切り替えをいち早く伝える表示灯です。

予告よし。

これまでに比べてわずか数秒ですが出発を早めることができるのです。

のぞみ増発の秘策③ 清掃は「二刀流」

東京駅に到着する列車は折り返し運転のために清掃の必要があります。その時間はこれまで12分でした。

今回、大幅に短縮したといいますが、果たして時間は?

清掃スタッフが車内に乗り込むとすぐさま座席を回転。

モタレと呼ぶ白い布を外していきます。

座席を掃き、モップがけ、清掃スタッフは2両で5人。チームワークに全く無駄な動きはありません。

役割を終えたスタッフが次々と車両を降りホームへ。

そして全ての車両で作業が完了すると表示灯が赤から黄色に。

結果は9分27秒。清掃時間を2分短縮して10分以内にしたのです。

その短縮を可能にしたのが掃除道具の改良です。

車内で使われていたこの道具、鋭角ラバーほうきと呼びます。

これまで別々の道具だったモップとほうき。

今回、新たに作ったのがこちらです。

表がモップ、裏がほうきと2つの機能を持たせました。

ひとつで同時にできるので作業の短縮になった。

さらにこちら、座席を掃くためだけではありません。

試しに座席を濡らすと・・・

ゴミを掃きながら濡れを検知できるのです。

こうした工夫の積み重ねで清掃時間を短縮したのです。

金子慎社長

JR東海の金子慎社長です。

のぞみを増発する狙いについて大江キャスターが話を聞きました。

「今後は新幹線は社会の中でどんな役割を果たしそうですか?」

東京、名古屋、大阪は日本経済の屋台骨、中枢。

そこの経済を活性化して。

我々の役割はまだまだ非常に大きい。

もっと磨きをかけなければいけない。

ダイヤ改正で利便性をさらに高めた先にリニア中央新幹線の開業を見据えます。

本当に大事なことは会わないと、ビジネスをしている人はみんな実感している。

人がいつでも会いたいと思ったら、すぐ会えるように。

リニアの時代になったらもっと便利になる。

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