ビジネス関連 ワールドビジネスサテライト

[WBS] 外貨を安値で購入できる時期をAIが予測してくれる!?

2018年3月12日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

2018年に入り為替が乱高下しています。

1月には1ドル110円台だったのが上げ下げを繰り返し、3月に入ると105円台になるなど円高傾向が続いています。

個人投資家にとっては常に為替に目を光らせていなければいけないという苦労もありますが、それを手助けするAI(人工知能)を使った新たなサービスも始まっています。

投資戦略フェアEXPO2018

3月10日、都内で開かれた「投資戦略フェアEXPO2018」。

どこのブースも個人投資家などで黒山の人だかりです。

FX個人投資家は、

今年入ってから円高に振れたということで、一つ方向が出てくれると、去年と比較すると圧倒的にやりやすい状況。

1ドル100円ぐらいまではなるかなと、半年以内には。

個人投資家にとっては変動があったほうが利益が出やすいため今の状況は歓迎しているといいます。

みずほ銀行によると個人投資家によるFX、外国為替証拠金取引の外貨の買越額は1月末時点で1兆9,860億円となり、2017年12月末時点から4倍以上増えています。

株式会社じぶん銀行

[blogcard url="http://www.jibunbank.co.jp/"]

こうした中、ネット銀行のじぶん銀行が始めたのがAIを活用した外貨の自動積立サービスです。

榊原一弥執行役員、

購入するタイミングをAIが判断して有利なタイミングで積立をできる。

選べる外貨はドルやユーロなど5種類。

あらかじめ外貨の種類と日本円で毎月いくら積み立てるかを設定します。

AIが1ヶ月の間で「より安値で購入できる」と判断した日に自動で購入する仕組みです。

1月の実験ではユーロを最安値で買うことができたといいます。

じぶん銀行は2017年にAIによる外貨予測サービスを開始。お客様に好評だったためAIをさらに進化させ、自動購入のサービスに発展させました。

ディープラーニングというAI技術を使って分析をするが、株式情報などの指数情報を取り入れて総合的・複合的に計算して判断する。

もちろん、うまくいかない月もあります。

2月のドルの場合、AIが購入した後に為替トレンドが変化したため安値で買うことはできませんでした。

AIの購入判断が良かったかどうかはアイコンの表情で判断できる仕組みです。

外貨預金の表面金利が下がっているので、1銭でも2銭でも安値で購入してもらい、トータルの利回りを高めてもらいたい。

-ビジネス関連, ワールドビジネスサテライト
-,