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[WBS]”国内初”量子コンピューター!スパコン超え性能 どう活用[日本アイ・ビー・エム株式会社]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

ちょっと不思議なものが映っていますが、こちらは日本IBMと東京大学が7月27日に日本で稼働させた量子コンピューターです。

この量子コンピューターの計算能力というのは桁違いで、スーパーコンピューターで1万年かかるという問題を3分20秒で解いたという事例もあるそうです。

量子コンピューターの登場で私たちの生活、そして経済はどう変わっていくのでしょうか。

日本アイ・ビー・エム株式会社

IBM - 日本
日本IBMのWebサイトです。ハイブリッドクラウド、AIを筆頭とする製品、サービス、ソリューションを紹介します。

東京大学の藤井輝夫総長。

手掛けることが難しかった未踏の問題を解決できる可能性を秘めている。

7月27日に稼働を始めた量子コンピューター「IBM Quantum System One」。

アメリカのIBMが開発したもので商用利用されるのは日本で始めてです。

この次世代のコンピューター、一体どんなものなのでしょうか。

従来のコンピューターは0と1の組み合わせで情報を処理するのに対し、量子コンピューターで使う量子には0でもあり1でもあるという特殊な状態があり、それを利用してまとめて計算ができます。

イメージとしては4桁のカギの番号を特定する場合、従来のコンピューターでは最大で1万通りを試す必要がありますが、量子コンピューターでは瞬時に特定できてしまうといいます。

では、量子コンピューターは私たちの生活にどんな変化をもたらすのでしょうか。

佐々木明子キャスターが日本IBMの技術部門のトップを直撃しました。

この量子コンピューター、その実力は・・・

「スーパーコンピューターで何年もかかっていたものが、もっと短い時間に?」

日本IBMの森本典繁常務執行役員。

ざっくり言って1万倍、10万倍、100万倍。

こういった単位で計算が速くなったり、効率化できる可能性がある分野がある。

今回発表されたのはさまざまな分野で利用できる量子ゲート型。

どんな分野での活用を見込んでいるのでしょうか。

材料や物性の研究開発、創薬、バイオ、エネルギー、こういった分野に応用が期待されている。

今のスーパーコンピューターではできないくらいの超越したレベルの成果を出す必要がある。

一番早く効果が表れる分野では2~3年の間に一つくらいは出てくると期待している。

この量子コンピューターはトヨタ自動車、日立製作所など12社が参加する産学の協議会が主体となって利用されます。

この量子コンピューターを使って研究開発を始める一つが化学メーカーのJSRです。

こちらはJSRの研究所。

JSRの永井智樹さん。

これは材料開発のための実験をする装置。

化学メーカーでは日々の実験は非常に大きなウエイトを占めている。

JSRは半導体に不可欠な「フォトレジスト」という材料のほか、液晶ディスプレイに使われる材料などを手掛けています。

新たな商品の開発には原料の候補となる多くの物質から適切な物質を見つけるのに実験を繰り返す必要があり、年単位の時間がかかることもあります。

量子コンピューターに期待するところが大きい。

実用化で材料開発の速度が飛躍的に上がると期待している。

こうした実際の実験にいたる前に無数の組み合わせのシミュレーションが必要で現在は通常のパソコンを使って行っています。

量子コンピューターを使うと研究開発期間の短縮が見込まれ、コストの削減にもつながるといいます。

半導体やディスプレイの材料は商品のライフサイクルが短く、材料開発に要する時間は非常に限られている。

量子コンピューターの実用化で早くいいものをお客様に届けることができる。

医薬品やさまざまな電子機器に使われる半導体の材料の開発などで量子コンピューターをいかに使いこなせるか、今後の企業の競争力を左右しそうです。

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