イタリア料理 タベルナ・アイ
[blogcard url="http://www.taverna-i.com/"]
都内のイタリア料理店「タベルナアイ」。
パスタ作りの真っ最中。味の決め手は、
透明醤油。
常識を覆す透明な醤油。
素材の色をそのままストレートに出してくれる。
食材の色を邪魔せず美しい仕上がりになり、それでいて豊かな醤油の味がする新たしいタイプの調味料です。
シェフの今井寿さん、
料理人としての遊び心に火をつける。
実はいまこうした新感覚の調味料が続々と登場しています。
日経トレンディの佐藤央明編集長、
さまざまなニーズに応えた結果、どんどん変わった調味料になる。
調味料の方が変わることで料理のやり方などを変える。
雑誌「日経トレンディ」編集長が実際に試した上で売れ行きや斬新さなどから選んだ技あり調味料ランキング。
8位~10位
8位から10位はこちら。
8位 | フンドーダイ五葉 | 透明醤油 | 540円 |
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9位 | オタフクソース | だしのうまみのサクサク天かす | 194円 |
10位 | カゴメ | 濃厚仕立てのトマトソース | 300円前後 (店頭想定価格) |
いずれも今年になって発売された注目の商品です。
濃厚仕立てのトマトソース
こちら10位は従来商品の1.5倍のトマトを使ったソース。
ニンニクやタマネギが入っていて食材にかけたり、和えたりするだけで味が決まります。
だしのうまみのサクサク天かす
9位はだしの味が効いた天かす。
ご飯にめんつゆと一緒に混ぜるとコンビニで人気の「悪魔のおにぎり」風に。
透明醤油
そして注目は第8位。
冒頭でも紹介した透明醤油。
株式会社フンドーダイ五葉
[blogcard url="http://www.fdgoyo.jp/wp/"]
作ったのは熊本市にある老舗の調味料メーカーです。
長年地元で愛される商品を作ってきましたが…
フンドーダイ五葉の早田文子さん、
熊本だけでなく全国、海外に向けて九州の醤油を広めていきたい。
醤油を透明にしたら面白いんじゃないかと。
創業150年の今年、知名度向上を図ろうと早田さんが透明醤油を開発。
狙い以上の話題を集め発売から5ヶ月ですでに年間目標の10倍を超える11万本を出荷しています。
気になるのはその作り方ですが…
こちらが醤油を透明にする機械。
企業秘密なので見せることができません。
透明化にあたって薬剤などは使わず、機械で黒い醤油を分離し、精製しています。
ものをよくこぼす子供がいる家庭や歯の汚れが気になる人にもぴったり。
安心して食べてもらえる醤油。
新世代の醤油を出すことによって消費者の醤油への興味を取り戻せたら。
5位~7位
続いて5位から7位。
5位 | 創味食品 | だしのきいたまろやかなお酢 | 323円 |
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6位 | 神州一味噌 | パパッと味噌パウダー | 475円 |
7位 | ブルボン | スライスキッチン (ツナマヨ風味・バジルマヨ風味) | 216円 |
いずれも今年3月に発売の工夫が光る調味料です。
スライスキッチン
7位は一見スライスチーズのようですが…
実はツナマヨネーズ風味とバジルマヨネーズ風味のドレッシングをシート状にしたもの。
ツナマヨ味やバジル味のサンドイッチがすぐできます。
パパッと味噌パウダー
6位は大正時代から溝作りをする老舗が作った、だし入り味噌をフリーズドライしたパウダー。
豆腐とパウダーに湯を注ぐだけで味噌汁が完成。
ほかにも様々な料理に使えます。
だしのきいたまろやかなお酢
続いて5位はカツオや昆布のだしが効いた酢。
和える、つけるはもちろん、炒め物に使えば手軽に照り焼き料理ができあがります。
2位~4位
上位の2位から4位。
2位 | ミヒェルゼン | キャンディス | 1,080円~ |
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3位 | エスビー食品 | きざみねぎ塩 | 135円 |
4位 | 徳島産業 | たっぷりたまねぎポン酢 | 350円前後 (店頭想定価格) |
ちょっと贅沢な気分にしてくれる商品ばかりです。
たっぷりたまねぎポン酢
4位はシャキシャキのたまねぎが大量に入ったポン酢。
何にでも合うと評判で去年9月の発売から出荷数360万本超えという大ヒットに。
きざみねぎ塩
そして3位は3月発売のチューブ入りのきざみねぎ塩。
ごま油、レモンなどで味付けした本格的な風味で焼肉店気分が味わえます。
キャンディス
2位は紅茶に入れて楽しむ氷砂糖をシロップ漬けにしたドイツ生まれの商品。
アールグレイやレモンなど様々な風味があり、普通な紅茶も本格的な味と香りに。
1位
そしていよいよ第1位。
ハウス食品の「味付けカレーパウダー バーモントカレー味」。
1位 | ハウス食品 | 味付けカレーパウダー バーモントカレー味(甘口) | 321円 |
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味付けカレーパウダー バーモントカレー味(甘口)
お馴染みバーモントカレーのおいしさがギュッと詰まったパウダー。
今年2月に発売されるとすぐに人気を集め、目標の2倍を超える売り上げになっています。
ハウス食品株式会社
[blogcard url="https://housefoods.jp/"]
ハウス食品本社、この商品の開発メンバーにはある共通点があるそう…
娘2人がいて子育て中。
いずれも小さな子供がいて、子育ての真っ最中。
その中で体験したある悩みを自ら動画に記録していました。
食べて!
食べへん!
食べてみなさい!
食べへん!
ありものの食材でなんとか作っている「名もなきメニュー」は子供に食べてもらえないことが多い。
この写真のようなありものを適当に味付けしたような料理は忙しい時に作りがちですが、子どもはあまり食べてくれないそう…
そこで余り物でも子どもが食べやすい味に変える商品の開発に乗り出したのです。
試行錯誤の末、バーモンドカレーをかけたカレーライスの味を再現した甘口のパウダーが完成。
従来のカレーパウダーは大人用のものしかない。
子供が食べやすいものができればチャンスがある。
実際に使ってみましょう。
豚肉と残り物の野菜で作った炒めものにササッと味付けをしたり、冷凍のポテトを揚げてたっぷり絡めたり…
簡単なのに箸が止まりません。
ご飯が進む味。
ハウス食品の石井英貴さん、
子供でも安心して食べられる味。
驚きの進化を遂げる調味料。暮らしを楽しくしてくれそうです。