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[WBS]新生ホンダ「宇宙へ」![本田技研工業株式会社]

2021年4月24日

ワールドビジネスサテライト(WBS)

独創性のあるクルマづくりで知られる自動車大手「ホンダ」。

脱炭素化への対応が急速に迫られる中、今月新たにトップに就任した三部敏宏新社長が4月23日に会見を開き、宇宙事業への参入を明らかにしました。

会見後のテレビ東京の単独インタビューでは小型のホンダロケットの開発構想を語るなど新生ホンダの意外な一面が見えてきました。

新生ホンダ「宇宙へ」!"ホンダロケット開発へ"

4月22日、日本政府が打ち上げた2030年度に温室効果ガスを46%減らす目標。従来の26%から7割以上引き上げる野心的な数字です。

それに呼応するかのように動いたのが4月23日に会見を開いた自動車大手のホンダ。

三部敏宏社長、

先進国全体でEV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)の販売比率を2030年に40%、2035年に80%、2040年には世界で100%を目指す

ホンダは環境対策の一環として2040年までに北米や日本など全世界での新車販売を電気自動車と燃料電池車のいわゆる脱炭素カーにすると発表。

強みを持つガソリン車やハイブリッド車を段階的に縮小し、5兆円の研究開発費を投じて脱炭素へシフトチェンジします。

さらに、

モビリティーを3次元、4次元に拡大すべく、空・海洋・宇宙・ロボットの研究を進める。

宇宙事業への参入を発表したのです。

その狙いについて今月からホンダの指揮を執る三部新社長に聞くと、

ロケットの映像が出てきたが、将来の一つのモビリティー。

その可能性は十分あるので研究は数年前から始めている。

数年前から宇宙ロケットの研究を進めていたというホンダ。

自動車メーカーでロケットといえば…

「ロケットだとアメリカは民間企業が進出。イーロン・マスク氏などを意識してる?」

少し意識しているが大きなロケットを造ろうとは思っていない。

ホンダは小さいロケットから、しかも自動車技術が持つコスト軽減技術は優れている。

小さい衛星を打ち上げるロケットに自動車会社の知見でコストも下がるのでは。

衛星などを積める小型のホンダロケットの開発を進めていくと明かしました。

ホンダは脱炭素では送れをとってきました。

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