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[WBS]日本の生きる道 家電から黒子へ!日立は過去最高益 IT事業拡大[株式会社日立製作所]

ワールドビジネスサテライト(WBS)

家電量販店「ビックカメラ池袋本店」の冷蔵庫売り場です。

日立や三菱電機など日本の電機メーカーの製品が並んでいますが、巣ごもり需要の影響で今年1月から3月の冷蔵庫の売り上げは前の年から15%増加しています。

ただ日本の電機メーカーにとってこうした家電の売り上げが業績に占める割合はそう大きくはありません。

彼らが成長を遂げていく上で今後カギとなるのが黒子としての存在です。

家電とは違って私たち消費者が目にすることはありませんが、製品やサービスを支える大切な技術である黒子で日本の電機メーカーは世界をリードすることが出来るのでしょうか。

株式会社日立製作所

日立製作所
日立は、モビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITの5分野でLumadaを活用したデジタルソリューションを提供することにより、お客さまの社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献します。

4月28日、2020年度の決算を発表した日立。

日立製作所の河村芳彦CFO、

20年度の連結決算の合計で過去最高益を達成した。

純利益は5,016億円と1年前と比べ6倍近くに増え過去最高益となりました。

その日立の黒子というのがコロナ禍で関心が高まっているIT部門です。

日立は法人向けにAIを用いたデータ分析や経営のデジタル化を促進するツールなどを提供しています。

日立はこうした事業の拡大のため先月、アメリカのIT大手をおよそ1兆円で買収することを決定。

海外シェアを伸ばし、この分野で今年度の売り上げを40%以上増やそうとしています。

日立製作所の東原敏昭社長、

いかにグローバルで戦える形にしていくのか。

海外比率は21年度見通しで57%。今後、60・70・80%と広がっていく。

日立同様に家電製品を展開する三菱電機も黒子としての顔を強めています。

4月28日、2021年度の業績の見通しを示し、純利益は2,100億円と2020年度から170億円近く増加すると発表しました。

その原動力のひとつとして考えている黒子が工場のロボット化を進める事業です。

半導体関連の需要の拡大などを追い風にこの工場のロボット化は今後加速すると見ています。

そしてこの事業がある産業メカトロニクス部門の売上げは2009年度と20020年度を比較してみると5,000億円以上増加していて売上全体に占める割合も19%から26%に増加するなど今後の成長も見込んでいます。

そしてもうひとつ三菱電機が力を入れている黒子がパワー半導体と呼ばれるものです。

こちらは電力を効率的に制御する半導体で、脱炭素、グリーン化の流れが強まる中で7月に新商品を投入します。

鉄道車両や電気自動車などに搭載されていて今後も世界的にニーズが高まると見られています。

そしてソニーもかつての家電メーカーから様変わりしました。

ソニーグループが4月28日発表した2021年3月期の連結決算で純利益が初めて1兆円の大台を超えました。

ソニーグループの純利益は前の期のおよそ2倍となる1兆1,717億円で2年ぶりに過去最高を更新しました。本業の儲けを示す営業利益も15%増の9,718億円と過去最高でした。

新型コロナに伴う巣ごもり需要でゲーム事業が好調だったほか、制作・配給を手掛けたアニメ映画「鬼滅の刃」の大ヒットが収益を押し上げました。

20年前には全体の6割を占めていた家電関連の売上高は2割にとどまっていて、ゲームや音楽など事業の多角化がコロナ禍で強みは発揮した形です。

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