株式会社ゲオ
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秋葉原にある中古スマートフォンの販売店「ゲオモバイル アキバ店」。
ポケモンGOの配信開始から10日間で、何と売り上げが1.3倍以上も伸びました。
株式会社ゲオ、モバイル運営部の林野下譲さんによると
ポケモンGOで非常に売れている機種。サクサク動く、ポケモンGOの推奨を満たしているので選ばれている。
ポケモンGOが推奨するスペックへの買い替えや、子供用として、さらにゲーム用に2台持ちするために価格の安い中古スマートフォンを購入する人が増えています。
予想を上回る売り上げ。ポケモンGOに乗っかろうと。
そこで、こちらの店舗ではこの特需を逃さまいと8月1日からあるキャンペーンを開始しました。
ポケモンGOは電池の減りが非常に早い。長時間、外でゲームをするとバッテリーが必要。
ポケモンGO推奨スマートフォンとモバイルバッテリーを10%値下げ。
さらに一部の店舗では無料充電サービスや「ポケモンGO」の初期設定サポートまで行っています。
キャンペーン開始から3日間で売り上げは去年の3倍。
今まで中古スマートフォンを見たことない方に、ポケモンGOを通じて足を運んでもらう。ポケモンGO需要での盛り上がりはかなりある。
株式会社イオシス
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同じ秋葉原にある「イオシス アキバ中央通店」でも、中古スマートフォンがずらりと並べられています。
8万円を越えるiPhoneから、1万円を切るスマートフォンまで幅広く取り揃えています。
上野暁子店長は
売れやすいのは1万円前後が多い。
しかし中には…
これは状態が悪いので6,980円。状態が良くなると9,980円。状態を見て買う人も多い。
同じ機種でも状態によって値段が大きく変わりますが価格重視のお客様も多く、売れ行きは好調です。
去年7月と今年7月、台数ベースで倍。去年は600台、今年は1,000台を越えて販売。
このお店だけで中古スマートフォンが月に1,000台以上売れています。
中には同じ機種が束になって売られているものもあります。
3年ぐらい前の富士通のモデル、指紋認証もついている。
これだけの量の中古スマートフォン、一体どこから仕入れているのか?
法人のリースアップで大量に入ってくることが最近多い。
大量に販売される中古スマートフォンは、元々企業などの法人向けにリース形式で提供されていたもの。
実は企業が従業員向けにスマートフォンを導入し始めたのが3年ほど前です。
リース期間の2年から3年を経て返却されたものが今、大量に出回り始めたのです。
都内某所にある建物の中では
仕入れた端末の動作確認をして店で売れる状態にする作業。
株式会社イオシスの野口宗隆さんが説明をしてくれます。
企業などから買い取った中古スマートフォンは、ここに集められ1台1台チェックします。クリーニングをしてから販売店に送られます。
最近では中古スマートフォンの売れ行きが企業からの購入分を上回る月も多く、仕入れを強化しています。
スマートフォンだけで7月に6,000台弱ぐらい。中古スマホの需要が多く頑張って仕入れないと店舗の方でモノがなくなる状況。
実質0円販売の見直しで新品スマートフォンの価格が高くなるなか、価格の安い中古スマートフォンが新しい選択肢として注目が集まっています。