
アメリカのアパレルブランド「FOREVER 21(フォーエバー21)」と「AMERICAN EAGLE(アメリカンイーグル)」。この2つのブランドは2019年に日本から撤退していました。しかし、9月21日にどちらも再上陸することを発表。その理由は一体何なのでしょうか。
海外ブランド再上陸
「脱低価格」で勝負
フォーエバー21を管理する
オーセンティックブランズグループ
ケビン・サルターさん

フォーエバー21のイメージを再び回復したい。
アメリカのアパレルブランド「フォーエバー21」。日本に再上陸すると発表しました。来年2月にECサイトを開設し、4月下旬には実店舗をオープンする予定です。
フォーエバー21は2009年に日本初上陸。最新の流行を取り入れた洋服を低価格で販売するファストファッションとして人気を集め、銀座の旗艦店がオープンしたときには1,000人以上の行列ができました。
しかし、ECの波に押され2019年に経営破綻。日本から完全撤退していました。
今回の再上陸で手を組んだのは日本のアパレル企業「アダストリア」です。「グローバルワーク」や「ニコアンド」など30以上のブランドを展開。
今回、店舗運営や商品開発などを担い、商品の8割を企画・製造します。
フォーエバー21を管理する
オーセンティックブランズグループ
ケビン・サルターさん

ECによってフォーエバー21だけでなく、自社やアダストリアのブランドも迅速に活性化し、多くの相乗効果を生み出す機会になる。
実はフォーエバー21が以前撤退した理由の一つがEC化を進められなかったこと。アダストリアは自社のECサイトにすでに1,400万人の会員がいて、そのノウハウを活かせるのです。
さらにショッピングモール内などに実店舗を出店していく予定でECとの相乗効果を狙います。
再上陸での方針転換は価格面でも。平均商品単価を4,000円に設定したのです。
激安のファストファッションを脱却し、5年後には売上高100億円を目指します。
アダストリア
木村治社長

お客様はより良い商品、良い素材を使っている商品を望む。1回着て終わりという商品は望んでいない。
ファストファッションは時代的にもう終わった。
同じく9月21日に再上陸を発表したブランドは…
安達洋之記者

渋谷駅前のビルに来月オープンするのがアメリカンイーグルです。
アメリカのカジュアル衣料品店「アメリカン イーグル アウトフィッターズ」。世界で1,000店舗以上展開しています。
日本では2019年に国内全店を閉鎖して以来、およそ3年ぶりに渋谷と池袋に出店します。
相次ぐ海外アパレルの日本再上陸。フォーエバー21の担当者はブランド復活に期待を寄せていました。
フォーエバー21を管理する
オーセンティックブランズグループ
ケビン・サルターさん

日本はブランドが再活性していくのに重要な市場だ。
ファッション市場で日本の影響力は強いので再進出した。