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[WBS]どうする?円安ニッポン!アメリカ 金融政策で円安加速も[三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社]

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世界中のマーケットで緊張感が高まっています。アメリカを皮切りに日本、イギリスなどの中央銀行が相次いで金融政策を発表します。日本時間の9月22日未明から始まるこの異例の事態をマーケットでは「金融政策デー」と呼んでいます。各国が発表した金融政策の結果によっては為替や株価が大きく動くため警戒を強めています。先陣を切るのがアメリカです。大幅な利上げが予想されています。日米の金利差が拡大する中で歴史的な円安はさらに進むのでしょうか。

金融政策デー 150円も…

9月21日午前10時半、日銀に黒い車で到着した黒田総裁。9月21日から始まった日銀の金融政策決定会合、2日にわたり完全非公開で開催される会合の結果は9月22日の昼ごろに発表されます。

9月22日に金融政策が発表されるのは日本だけではありません。日本時間の午前3時にアメリカ、その後、スイス、イギリスと4ヵ国が相次ぎ金融政策を発表。

日本以外の国はいずれも大幅な利上げを発表するとみられています。特にスイスが大幅な利上げを決めれば日本は主要国で唯一マイナス金利政策を続けている国となります。

金融政策デーの先陣を切るアメリカ。中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が発表する利上げ幅が注目されていますが、専門家は世界の市場関係者がさらに注目しているポイントがあると指摘しています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券
チーフ為替ストラテジスト
植野大作さん

利上げ幅が0.75%だった場合は大方の予想通り。
いったんは材料出尽くしで少しドル安円高方向に一瞬振れるかも。
市場関係者の最大の注目点は3ヵ月ぶりに更新される政策金利見通しがどの程度上方修正されているのか。

FRBは3ヶ月に1回、数年先の政策金利の見通しを示しています。

記録的なインフレを抑えるため大幅な利上げが今後も続くかを予想する上で市場関係者が注目しているのです。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券
チーフ為替ストラテジスト
植野大作さん

思っていたよりも先行きの利上げの到達点が引き上げられていた場合、どこまでドル高円安が進むか分からない雰囲気になってしまう可能性も十分にある。

そのため再び急速に円安が進む可能性があると警戒します。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券
チーフ為替ストラテジスト
植野大作さん

最近のドル高円安は勢いづくと予想を超えるようなパワーがある。
24年前の高値147円66銭を抜けると次の心理的節目である150円を試しにいくような動きが年内にあってもおかしくない。

各国が急速に利上げを進める一方でいまだマイナス金利政策を続ける日本。日本の金融政策が世界の流れに逆行する中で歴史的な円安はどこまで進むのでしょうか。

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