
2025年4月13日から開催される大阪・関西万博の開幕までちょうど1,000日となりました。各地で記念のイベントが行われ、先ほど一度見たら忘れられない公式キャラクターの名前も正式に決定しました。今回の万博の経済への波及効果は2兆円ともいわれています。経済界の期待と課題を取材しました。
大阪・関西万博まで1,000日!
キャラクターの愛称も決定!

スカイツリー。大阪・関西万博カラーの点灯です。
大阪・関西万博開催まで1,000日を迎えた7月18日。東京スカイツリーでは記念のイベントが行われ岸田総理が出席しました。
岸田総理

大阪・関西のみならず東京をはじめ、全国での関心が一層高まっていくことを期待していきたい。
また3万3,000を超える応募の中から万博の公式キャラクターの愛称も発表されました。

公式キャラクターの愛称はミャクミャクです。
愛称「ミャクミャク」に決定
万博の公式グッズを販売する店「ツリービレッジ」でミャクミャクのグッズを見ていたお客さんは…
20代大学生

キャラクターのインパクトがすごくて。
20代大学生
強烈なキャラ。

しかし、グッズの売れ行きを聞いてみると…
番組スタッフ
2日間でどれぐらい売れたか?。

ツリービレッジ
蔵野智さん

商品の販売だがピンバッジが4個とTシャツ、トートバック、ポロシャツが各1点。
グッズ販売が始まった16日からの2日間で売れたのはわずか7点。出足のペースは東京オリンピック時の10分の1ほどだといいます。
ツリービレッジ
蔵野智さん

ここまで大阪・関西万博がまだ知られていないとは思っていなかった。
店としてできることには限界があるので実行委員会できちんと展開してほしい。
いま懸念されているのは1,000日後に迫った万博への関心の低さです。4月に行われた調査では万博に「関心がある」と答えた人は3割程度、「行きたい」と答えた人も3割以下となっています。
半世紀ぶり開催"大阪万博"!経済効果2兆円高まる期待
こうした中、7月18日に大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンでも万博をアピールするイベントが開催されました。
大阪府
吉村知事

2025年の万博の時には「こんな未来社会があるんだ、大阪元気だな」ということを示していきたい。
2025年の4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博。会場は大阪湾にある夢洲です。すでに126の国と地域、8つの国際機関が参加を表明していて、万博をきっかけにコロナ禍で冷え込んだインバウンド需要の復活に期待がかかります。
「人類の進歩と調和」をテーマに開かれた1970年の大阪万博。当時、月の石などを見に6,400万人以上が訪れました。経済効果は3兆3,000億円ともいわれ日本の経済成長を象徴するイベントとなりました。
2005年には愛知県で「愛・地球博」が行われ、2,200万人が来場。「自然の叡智」をテーマとして循環型社会を打ち出しトヨタや日立、東芝など日本を代表する企業が出展しました。このときの経済効果は3兆5,000億円とされています。
そして今回の大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。未来社会の実験場として空飛ぶタクシーなどが登場する予定です。およそ2,820万人の来場者を見込んでいて、経済効果は2兆円と試算しています。
半世紀ぶり開催"大阪万博"!地元パナソニックの変化
半世紀ぶりに大阪で開催される万博。企業も意気込みを見せます。
よしもとホールディングス
大﨑洋会長

50年前の大阪万博が開催された万博記念公園などを活用して積極的にネタばれさせていく。
今回の万博では関西に縁のある企業を中心に13の企業や団体がパビリオンを出展します。
その一つ、パナソニックホールディングが7月18日に発表したのは…
パナソニックホールディング
万博推進担当参与
小川理子さん

こちらが今回パナソニックで出展するパビリオンの外観イメージ。
2010年以降に生まれた世代をターゲットに多様な気づきや自らの可能性を見つけるような非日常的な体験を提供するとしています。
1970年の大阪万博では顔を出して体を超音波で洗う人間洗濯機など当時の最新技術を披露していました。しかし、今回の万博では全く違った展示を目指すといいます。
パナソニックホールディング
万博推進担当参与
小川理子さん

万博の定義そのものが21世紀になって変わってきた。
みんなで万博に向かって社会課題を解決する機運になっている。
私たちもそういう考え方でどんどん変わっていきたい。