東京ビッグサイトの食べ物輸出展示会で発見!
生卵が1.5m落ちても割れない白い箱
東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石7。
まず始めは「"日本の食品"輸出EXPO・JFEX2022」。こちらは海外に輸出したい日本の食品メーカー、そして日本に輸入してもらいたい海外メーカーが出展する最新の最新展示会。
スタッフは儲かる原石を求めて会場で聞き込み調査!
すると…
自治体職員
発泡スチロール、ショック吸収機能を持たせたモノを扱っているブースがあった。
食べ物や飲み物ではなく発泡スチロール?
ということ教えてもらった場所に行くと来場客で賑わうブースが!
こちらのトーホー工業株式会社は発泡スチロール製容器のメーカー。で、今回イチ押しの発泡スチロール容器が…
トーホー工業
新田広宣さん
生タマゴを割れないようにしたい。
これだと1.5mから落としても中のタマゴは大丈夫。
番組スタッフ
1.5m!?
生タマゴを入れたまま落としても割れない生タマゴ輸送用発泡スチロール容器。
ってホントかな?
番組スタッフ
大丈夫ですか、本当に?
トーホー工業
新田広宣さん
大丈夫です。ハイ。
番組スタッフ
割れないですよね?
トーホー工業
新田広宣さん
割れないです。
若干怪しいけど、ちょっと気になる…!
ってことで後日、スタッフはトーホー工業がある大阪・八尾市へ。
早速、1.5mの高さから落としても生タマゴが割れないのか実験させていただくことに。旧型タイプと新型タイプ、さほど違いはないような…
まずは旧型タイプ。タマゴを30個詰め、輸送するときと同じようにしっかりフタを閉めます。それを1.5mの高さから番組ADの石河ちゃんが落とします。どうぞ!
結構衝撃がありそうだったけど結果は3個も殻が割れちゃった。そりゃそうですよね。
では、いよいよ最新タマゴが割れない発泡スチロール容器。本当に1つも割れないのか?
最新容器の開発者の吉岡正人さん。
トーホー工業
吉岡正人さん
あのぉ、想定された使い方であれば割れにくい…
番組スタッフ
大丈夫ですか?
トーホー工業
吉岡正人さん
大丈夫です。
若干弱気な吉岡さんに展示会担当の新田さんが助け舟。
トーホー工業
新田広宣さん
心配してんの?
トーホー工業
吉岡正人さん
使い方によってはという所を補足させてもらいました。
トーホー工業
新田広宣さん
大丈夫です!
番組スタッフ
若干温度差があるんですが?
トーホー工業
新田広宣さん
ない、ない、ない!
やたら自信たっぷりの新田さんですが、とにかくやってみましょう。
おっと、これもかなりの衝撃…
さぁ、果たして…
トーホー工業
吉岡正人さん
割れてないです!
生タマゴ30個は1つも割れてない!
じゃあ、これはどうかな?高さ2mからの落下。
社員さん
アッ!
社員の方が思わずアッて言っちゃったけど、その結果は…
割れていない!
割れていない!
2mから落下させても生卵は割れなかった。これはスゴい!
でも、なんで新型容器だと大丈夫なんですか?
トーホー工業
吉岡正人さん
横の所に突起が4か所出ています。
実はこの容器、タマゴが入る部分の横っちょに小さな突起がポツってついている。4つ。これがあると…
トーホー工業
吉岡正人さん
卵が中で遊んでしまう、ガタガタしてしまうと割れるリスクが高まる。
横に突起をつけています。
旧型タイプはタマゴの大きさが微妙に違っていてもどれでも入るように穴が少しだけ大きく設計されていた。
なのでタマゴが揺れてグラグラしやすく、結果割れてしまう。
そこで新型容器はサイドの柔らかい突起でタマゴを優しく支えることで割れを防いでくれる。
トーホー工業
技術開発部
織田徹さん
発泡スチロール自体が柔らかいのでバランスのいい所で上手くたわみクッションの役目をする。
さらに穴の底にはもう一段深い小さな穴がついていて、落としたときに一番衝撃を受けるタマゴの底が容器に当たらない設計になっている。タマゴだけにエッグいね!
しかし、ここで番組ディレクターがちょうど「いいもの」を見つけてしまった!
番組スタッフ
ちょうどいい高さが…
トーホー工業
新田広宣さん
あぁ…
工場内で高さ3.5mから落下させることを急遽提案。果たして3.5mから落下させても生タマゴは無事なのか?
うわ~果たして…
30個全部殻が割れていない。お見事です!
トーホー工業
新田広宣さん
発泡スチロールでがっちり!