
株式会社大創産業
[blogcard url="https://www.daiso-sangyo.co.jp/"]
100円ショップの元祖として業界トップを走り続けるダイソー。
日本国内に3,150店舗、海外26の国と地域に1,800店舗を展開。年商は4,200億円、今も右肩上がりでグングン伸びています。
そんな元気すぎる会社のヒミツとは?
100均業界No.1ダイソーのヒミツ!広島本社がいろいろスゴかった!
ダイソーの本社があるのは広島県東広島市。
「朝9時前には来て下さい」ってことで8時半に訪ねてみると、入り口から大歓迎です。そして、
TBSテレビ「がっちりマンデー!!」御一行様、ご来社くださいました!
これまでたくさんの会社にお出迎えいただきましたが、ここまでのスケールは初めてです。
広報課部長代理の大佐古健吾さん、よろしくお願いいたします。
でも、どうして朝一番で呼んで頂いたのでしょう?
100円で商品が生まれる仕組みが色々なところで見れる。ダイソーは現場が命!
と、その時、9時のチャイムで皆さん席から立ち上がりラジオ体操が始まりました。これは社員の皆さん全員員の日課、楽しく働くにはまず身体が基本という社長の考えから行われています。
体操が終わったと思ったら、今度は社員総出でお掃除。声を掛け合いながら部署も立場も関係なく、総務部の齋藤直生部長も、
朝からみんなでしんどいことは早く終わらせようというのがうちの社風。
「苦じゃないですか?」
全然!身についているので基本というより当たり前。
ゴミを集めてようやく一段落。そう思ったらまだまだ終わりません。
広島本社みんな参加!伝統のデバン
午前10時、今度は近くの倉庫に移動、なぜか皆さんスポーティーな格好をしています。またまた声を出し合いながら忙しそうに何を?
「何をやっているんですか?」
商品仕入本部の高良歩美さん、
デバン(デバンニング)、届いた荷物を入庫する作業。色んな部署な人たちが集まってやっています。
これぞダイソー名物「デバン」!
毎日メーカーから届く荷物は専門のスタッフが受け取り作業をしていますが、毎週1回、普段倉庫で働いていないさまざまな部署の社員さんが集まり自ら受け取り積みます。そして運びます。
ダイソーの商品仕入れを統括する商品仕入本部の岡谷誠さん。
社長が昔から言っているんですけど、「こういった作業一つの仕事を皆で寄ってたかってやれ」。今もこういう形で皆で一致団結して取り組む。
とにかく「体を動かす!」「声を出す!」「みんなでやる!」、年商4,000億円を超えても創業時から変わらぬダイソーの伝統です。
社長が毎日ぷらぷら社内歩きのワケ
午前11時、出張からこの日の朝戻ってきた矢野博丈社長が登場。
で、社内に入ると何やらウロウロ、なんと社長室はなく、あちこちをプラプラしながらお仕事をこなしていくんだとか。
両手両足で一緒に歩く。
フラフラと見つけた先にあったのは、
「このファイルは?」
新店のオープンの資料。
「こんなにあるんですか?新店?」
これが昨年の1月オープンの資料。
社長が手に取ったのは新しくオープンした店舗の写真。その隅っこにはシールで初日売上が貼り付けてあります。
170万円も売り上げるんですよ1日。
社長が売上げをチェックするといえば細かい表やパソコンでデータを見るって感じなのに、あえてお店の様子が分かる写真と一緒に数字を眺めるのが矢野社長流。
「1日で120万円とか100万円超えるのって相当?」
ありがたいですよ。
どうやらどこのお店も絶好調のご様子。
波乱万丈!100円均一誕生秘話
矢野社長、ここに至る道のりは順風満帆ではありませんでした。
50年前学生結婚した奥さんの実家の家業、ハマチの養殖業の後継に、ところがこれが大失敗。
巨額な借金を背負った矢野青年は百科事典のセールス業やちり紙交換、運転手、土木作業など9回も転職を繰り返します。
そんなある日、たまたま目にしたのが日用雑貨の移動販売です。
これしかないのぉ!
1972年、トラックで雑貨の移動販売をする会社、ダイソーの前身、矢野商店を立ち上げました。
しかし夫婦2人でたくさんの値札を毎日付け替えるのは大変!
もう間に合わんわぁ、全部同じでええか!
こうして今の100円均一方式が生まれたのです。
これがもう大当たり!今ではグローバルな会社に成長しました。
一番の魅力は商品が飽きない
ダイソーの魅力は何なのか?
色んな種類があるから選べる。見て歩くのが楽しいね!
皆さん口々に「飽きない」というお言葉。
これこそがダイソー躍進のキーワードなんです!
アイテム数は約7万点。とにかく次々に商品を作り、値段以上の価値でお客様を起きさせない。なんと毎月、700の新アイテムを投入しています。
そこで新アイテム開発の最前線へ!
真剣勝負!メーカーとのアツ~い商談!
「今から何をするんですか?」
商品仕入本部の櫻木由香里さん、
今から各バイヤーがバイヤーごとにメーカーさんを呼んで商談が始まります。
各テーブルごとに商品を仕入れるバイヤーが商品を売り込むメーカーの担当者と商談。
ネコちゃんに付ける可愛い首輪の商談では、
ちょっとやっぱり危ないんですよね。ネコは何かに引っかかったときに安全の為にもすぐに外れなきゃダメ。このタイプだとやっぱり外れないので、そこはすぐ改善して良い物にしていきましょう!
基本、1個100円と決まっているから、その値段の中でどれだけ工夫と改善をメーカーさんにしてもらえるか勝負なんです。
バイヤーさんは妥協ゼロ!
フォトフレームのデザイン変更は、
今とあんまり変わらない感じしません?今の感じのピンクではなくて、明るすぎるピンクだと思うんですね。全体を落ち着いたピンクにした上で枠を細めにして文字をもうちょっとでかく。
非常に細かい!
こんな商談を1アイテム作るのに3~4回するのは当たり前。
芳香剤を作るメーカーさんは今までよりボリュームアップして消臭・香りも強化!
「これで100円?」
そうです!10回くらい商談に持ってきました!絞られて絞られて…
ダイソーで売ってもらうには10回以上の直しがあることも、それでもダイソーで売ることはとても魅力的なんですよね。
やっぱり莫大な販売量。設け方が違う、一つで儲けるんじゃなくて、凄い量を出しながらトータル的に少しずつの収益がにじみ出てくると。
世界4,950店舗で売れるのでメーカーも十分に採算が取れるってワケです。
絞って絞って作り出した商品はそれだけ思い入れもあるので、お店に出すと必ず売れます!
「今のところがっちりですか?」
がっちり!
その商談スペースにも矢野社長がフラフラと…。
下駄箱の消臭剤をやってまして。
これ大きい方がええなぁ。ここがよう読めんよ。「使用期間1ヶ月」。お客様に不利なことは大きく分かるようにしとった方がええぞ!有利なことは小さくてもええけど、お客様にとって嫌なことは大きく書いた方がええぞ!海外に出すかも分からんけ、MADE IN JAPANを大きくせんと!
あっちこっちのテーブルに勝手に割り込み、一声掛けるのが矢野スタイル。
こうしてできる新商品は多い時は1週間に300アイテム。
妥協しない現場がつくった商品で飽きさせません!
日本で一番売れる店作りの現場!
一体お店ではどんな工夫をしているのか?錦糸町の駅前、アルカキットの7階にあるアルカキット錦糸町店へ。
売り場面積1,000坪、年間売上げ14億4,000万円。日本で一番売れているダイソーです。
店長の小笠原です。宜しくお願い致します!
任されているのは入社3年目の小笠原彰宏店長。
「小笠原さんが店長になってから日本一?」
そんなことないです。歴代の店長が築き上げたものを私が引き継ぎ。
「じゃあ大したことない?」
そうっすね!そうなんですよ…。
「プレッシャーですね?」
それはありますね。
売上げ日本一というプレッシャーに負けないように日々奮闘する小笠原店長。
お客様少なくなったのを見計らって、
夏の商品をもっと売っていきたいのでビーチサンダルの売り場を拡げているところです。
なのでビーチサンダルを並べる棚にあった虫カゴを別の棚へ。
「虫カゴも夏物商品じゃないですか?」
アパレルっていうくくりでまとめたかった。ここはアパレル、そちらは外遊び。
営業時間中でもどんどん売り場の陳列を動かしていくのがダイソー流。売れ筋の商品を前に出したり、商品の分類を変えてみたり、今回はビーチサンダルの新商品の入荷をきっかけに夏のアパレル類と夏の遊び道具をキレイに分けたほうがいいと急遽変更。並べ終わるとすっきりしました。
さらに、「あれなんですか?」
「わ菜和な」という新業態ですね。
とても同じダイソーとは思えないきっちりと仕切られた場所で様々な和雑貨を提供するブランド「わ菜和な」。
「ふだん使いの和」がコンセプトに小物入れや可愛いかんざし、ヘヤピン、かわいいポーチまで100円で販売。
これまたお客様が飽きませんね!
社長念願の秘密兵器「自動倉庫」が完成!
こうして4,950店舗にまで成長したダイソーですが、ここ数年でグッとダイソーを飛躍させた秘密兵器があったのです。
その秘密兵器、矢野社長の永年の悲願だったそうですが、全国8ヶ所にある倉庫に隠されているらしいです。
「この倉庫にダイソーにヒミツがあるって聞いたんですけど?」
物流部の高本純一郎課長、
こちらでございます!自動倉庫です!
商品の出荷も?
オートメーションです!
今まで人の手で全部やっていた在庫管理や仕分け作業をオートメーション化することで配送の時間も短縮!
さらには、
昔はお店が発注してもいつ着くか読めないところがあった。このセンターができて必ず出荷した翌日には店舗に届くようになったので、店舗の納品スケジュールが管理できるようになった。
奥様との二人三脚で値札付けに四苦八苦、すべてを100円にした45年前から人一倍裏方のお仕事に苦労してきた矢野社長、仕入れと配送をスムーズにする倉庫の自動化は長年の目標だったのです。
夢ですね。こんな日が来るなんて夢にも思わんかった。
広島の小さな雑貨屋さんが今や従業員1万人と元気で儲かる会社になりました。